火の用心

1月は雨が少なかったですね。
空気が乾燥し、火事のニュースも多かったように思います。

さて、今回はその「火」に関することです。

最近はIHコンロが普及し、「火」を日常的に感じることが少なくなっている子もいるようです。花火をしていい場所もないので、打ち上げ花火を見たことはあっても、線香花火はしたことがないという子もいます。そのため、「煙がくすぶっているようなにおい」をかぎ分けて、火事を未然に防ぐということも難しいだろうと思います。

昔から人は「火」を上手に使いこなしてきました。子どものころから家事の担い手として、「火」を使い、怖さも同時にしていたのではないでしょうか。

kemuri ←煙がいっぱい出てきてびっくり!

バーベキューをする習慣のあるご家庭でも、火をつけるのは大人の仕事になっていませんか?危ないことを遠ざけすぎるのも考え物です。大人と一緒に「火」の性質や怖さを子どもに伝えるいい機会にしてくださいね。

バーベキューは準備も片付けも大変だし。。。と思われる方は、七輪が1つあれば、おやつ作りが楽しめますよ。
この写真はパンの生地を割りばしに巻いて焼いているところです。

pan(ちくわじゃありませんよ。でも、ちくわも美味しいかも?!)
マシュマロを串にさして焼くのも子どもに大人気です。焼き芋をするときは、濡らした新聞紙で包んでからアルミホイルに包んでくださいね。しっとりと美味しく焼きあがります。

最近は使い捨てのバーベキューコンロもあるようですね。公園にたくさん捨ててあったと聞くと、ちょっと複雑な気持ちになりました。

防災教育のためにも、環境教育のためにも準備から片付けまで一緒にして、「火」を使うことを子どもに教えてみましょう。

2019/02/01
< 前の記事     一覧へ     後の記事 >