平成18年1月5日
あけましておめでとうございます。今年も一緒に子育てを楽しみましょう。
「子育てを楽しむ」と一言で言っても、「言うほど簡単ではない」ということを私もやってみてよくわかりました。前回のコメントの“ふう”さんがおっしゃるように、本当に日々の積み重ねが大切ですが、それがまた大変ですね。なぜなら、子どもは毎日発達しているし、毎日同じではないからです。が、常に一緒にいるママには、その成長発達が客観的につかみにくく、「子どもの為に」と思ってしている事が子どもとうまくかみ合わないことがあります。すると、ママはただでさえ自分のことを差し置いて一生懸命にしているのに、「この子が応えてくれない」「子育ては大変」ということになってしまいがちです。
ママを困らせる子どもの行動
またもっと大変なのは、子どもはママの気持ちを察しているかのような行動をすることがあることです。ママが忙しくしていると、「だっこ」をせがんだり、子どもが駄々をこねて泣いているのをママが困り果て不安に陥っていると、またそれをそのまま受けて泣き続ける、というような悪循環です。本当にこんな時、精神的に参ってしまいますよね。
ちょっとだけ客観的になってみましょう。
でも、そんな時ちょっとママが気持ちを切り替えて「この子には私の愛情が必要」、「これは期限付きのがまん」と子どもの成長を見守る親の立場を振り返ってみてはいかがでしょうか? そして、何よりも助かるのはパパ(ママ以外の人)の存在です。パパ(それに代わる人)の客観的な意見やフォローがママと子どもの関係に暖かな空気を吹き込んでくれ、それがママの精神安定剤にもなるのです。
必ず懐かしくふり返ることができる日が来るという先輩ママ達の言葉を信じて、子どもの愛らしさや育児の楽しさを自然に受け入れられるように、一緒にがんばりましょう。