平成18年2月1日
2~3歳頃に出現する反抗は、第一次反抗期と言われ、自立が始まり、能力の目覚しい発達に伴い生じる自己主張が、周囲の人に拒否された結果の反応であるといわれます。自我の発達が順調に行っている証しだと頭では理解していても、私も時々腹立たしく思うこともありました。駄々をこねたり、無理を言ったり、大きな声で泣いたりし、小さい体で精一杯反抗し自己主張を通そうとし、私も何度も困らされた覚えがあります。
ママの態度は、やさしくキッパリと!
ママが、「困ったな!」と思うと、それを感じとるのが子どもですよね。子どもがママを困らせる態度をとったら、どうなさいますか?そんな時、それぞれのお家の考え方で異なるでしょうが、「うちではダメ」ということは子どもの分かる言葉で、やさしい口調で、ゆっくりと説明し、そしてキッパリとした態度で子どもに伝えると良いと思います。例えば、買い物に行った先で子どもが「お菓子を買ってほしい」と駄々をこねたら、叱ったりせずに、「お家に沢山あるでしょう。帰ってから食べようね」などとやさしく伝え、態度はきっぱりと揺るがない、ということなのです。
その子らしさを大切に、将来に向かって
子どもの方も「こんなことをしたらダメなんだ」とか「こんな言い方をすればいいんだ」と言うことが少しずつわかってき、そういう態度が必ず身についてきます。ママも、あせらず、ゆっくりと自分の子の成長を見つめながら、子どもにとって将来大切なやる気と同様に、我慢強さをも育てていきたいですね。