~育児は育自~第3回 性教育は生教育

平成21年7月9日

 私はゲストティチャーで学校に行くことが あるんですが、夏休み前は依頼が重なることがあります。
 夏休みは長いし…先生方も心配されるようです。

 第二次性徴がはじまってくる小学校の高学年くらいから、たくさんの性ホルモンが分泌され異性に興味がでてきます。
 これは自然のなりゆきで健康な証拠ですね。
 生徒達には「知識として正しく知ること」、「個人差があること」を話します。
 小学校ではからだの仕組み(第二次性徴)や性差、食べることなど…(いろいろなこととも関連してきますので広範囲になりますが…)。
 『大切な自分のいのち』っていうのは多いテーマですね。

 中学生では体の成長の個人差(自分の体にコンプレックスを持ったり、皆さんも記憶にないですか?コンプレックスを持つのも成長している証拠ですね)、妊娠の成り立ち、避妊、マスターベーション、性被害、性感染症は多い内容です。(中学生は個人差が大きいので、考慮しますが…)

 え~っ!!こんなことを話してるの~って思われるかもしれませんが、
 異性への興味や好奇心の増す時期ゆえに、無知から後悔してほしくはないのです。
 知識として知るということは自分の身を守ること、未来の自分につながると思います。

 家庭の中で幼い時から、妊娠中の話をしたり、子の成長を喜んだりすることは、大切なことです。親にとって子の成長は嬉しいことだというアプローチは絆を深め、自己肯定感を高めます。難しくは考えないで下さいね、自然になされていることがほとんどです。思春期は反抗期でもあり、心身ともに変化・成長が大きく親も戸惑うことも多いでしょう。
 だからこそきちんと関わりたいと思います。

 

 

< 前の記事     一覧へ     後の記事 >