~育児は育自~第1回 思春期って?

平成21年5月16日

 皆さんの思春期はどうでしたか?大人になると毎日「あっ!」という間に時間が過ぎ、「そんなときもあったかな?」なんて思っていませんか?

 思春期は小児期から成熟期への移行期であり、その期間を8~9歳ごろから17~18歳ごろまでとしています。
 第二次性徴により体は変化しますが、その時期には個人差があります。
 自分のからだと友達のからだをくらべて不安になったり、自信をなくしたり体に対して悩みをもつ子どもが多いころです。
 異性が気になったり、家庭・社会(集団)のなかの自分を意識してみたり…
 みなさんも思い当たりませんか?

 子ども達は‘背が低い’とか‘胸が小さい’とか言い出すとたくさん出てきます。
 大人からしてみれば、そんなことないのに…って思うことも多いのですけど…
 私にも覚えがあるので、これぞ思春期と思いながら話をきいています。必ず伝えるのは「あなたはこの世界に唯一の存在」。“自分を大切にして欲しい”と、いつも思います。

 『小顔』『小尻』がもてはやされ、必要以上の『やせ』願望をもち、煽っている社会状況については既に多くの問題点が指摘されています。
 思春期はおとなへの過渡期であり、社会的にはもちろん未熟です。だからこそ見守ってくれる、話をきいてくれる大人が必要です。
 子どもたちは大人を手本として育ち、していることをよく見ています。
 ちゃんと子ども達のお手本になってますか?皆さんは自分のことを大切にしていますか?
 他の人も大切にしていますか?

 

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