平成25年10月11日
赤ちゃんといっしょ♪「はじめまして よろしくね」では、具体的な赤ちゃんとのかかわり方を紹介してきました。
最終回では、総まとめとして「赤ちゃんとかかわることの大切さ」についてお伝えしていきます。
親子の愛情は、授乳・おむつ替え・お風呂・着替え・寝かしつけなど、日常生活のかかわりの中で育まれていきます。
ママは赤ちゃんの表情や様子を観察することで、赤ちゃんの感情や要求がわかるようになり、赤ちゃんからのサインに応えられるようになります。
(空腹・オムツ・暑い寒い・不快・甘えetc・・・)
赤ちゃんが泣いたり、ぐずったりしている理由がわかるようになると、ママのストレスは少なくなり、赤ちゃんの情緒は安定していきます。
ママには余裕ができ、「かわいい・愛らしい」という感情が自然に生まれてくるでしょう。
赤ちゃんを理解することは、育児に自信を持つことにつながります。
子育ては「わからないもの」から「面白いもの」へ、さらには「楽しいもの」へと変わっていくでしょう。
★ほめる時:「できたよ!」「やったー!」など子どもが「どや顔」をした時が、
ほめるチャンス。できた喜びを感じている時に、「できたね」
「やったね」「上手!!」と、タイミング良くほめてあげます。
ママに認められることで子どもは自信をつけ、伸び伸びと成長
していくことでしょう。
★泣いてる時:赤ちゃんが泣きやまなくて、どうしていいか分からない時は、
「おなかすいたね。」「かなしいね」「さびしかったね」など、
赤ちゃんの要求や感情を言葉にして伝えてみましょう。
共感されることで、赤ちゃんは「うん、そうなの」「ママ
わかってくれてありがとう」という満足感を得て、安心した
気持ちになります。
共感の言葉かけは、機嫌が良いときにも役立ち、親子の絆を深めてくれますよ。
★叱る時:遠くから「ダメ」と言っても伝わりません。子どものそばに行って
言葉と態度で示します。言葉をかけるときは「さわりません(さわ
らない)」「のぼりません(のぼらない)」etc…ときっぱりと伝えま
す。
ママの毅然(きぜん)とした態度と表情が大切です。感情的にならず、わかりやすくストレートに伝える事で、子どもは「いけない事は何か」を認識していきます。
「あそんであげなければならない」という気持ちで、無理に赤ちゃんの相手をする必要はありません。
自分の手をなめたり眺めたり、声を出したり、手足をバタバタさせたり・・・ひとりの時間を機嫌良く過ごしている時は、赤ちゃんのプライベートTIMEです。見守りだけで充分です。ママは赤ちゃんが要求した時に応えてあげましょう。
これまで紹介してきたかかわり方や遊び方を役立てて頂ければ幸いです。
赤ちゃんと一緒に居るのが辛いと感じる時は、一人で悩まないで、周りにSOS!!HELP ME!! 悩みを声に出して伝えましょう。