平成25年9月4日
赤ちゃんは生まれて1年の間に、体重は約3倍、身長は約1.5倍と、急速に成長していきます。
からだが大きくなるだけではなく、その機能も日々発達し、自分の力でできる事が増えていきます。
子どもの様子をしっかり観察し、子どもの成長に合った遊び、できるようになった事を活かす遊びをタイムリーに提供してあげましょう。
今回は、赤ちゃんとのかかわりがグ~ンと楽しくなる「身近にあるものを使ったあそび」の中から、布を使ったあそびを紹介します。
まず、ガーゼやハンカチなどの布を1枚ご用意下さい。
「うえから したから おおかぜこい こいこいこい♪」
[遊び方]
両手の親指と人差し指で、布をつまんで持つ。
歌に合わせて、布を赤ちゃんの顔やからだの上でゆっくり揺らす。
[ポイント]
布が赤ちゃんの顔やからだに、わずかに触れるように動かす。
福岡ベビーマッサージ教室Kanon
「上から下から」親子ふれ合い遊び♪
「いないいない ばぁ」☆
[遊び方]
a. 赤ちゃんの顔に軽く布を掛け、「ばぁ」のかけ声で布を外しママの顔を
見せる。
<はじめる時期:ママの顔をしっかり見るようになってきた頃>
※赤ちゃんの呼吸に気をつけながら遊びましょう。
b.顔に布をそっと掛け、自分で外すのを待ち、顔が見えた瞬間に「ばぁ」と
声をかける。
<はじめる時期:手で物を握れるようになってきた頃>
c.布を使ってかくれんぼ、「○○君がいないいない・・」「ママがいない
いな い・・」など 声をかけ、赤ちゃんに布を外させる。
顔が見えた瞬間に「ばぁ」と声をかける。
<はじめる時期:座り姿勢が安定し、両手を使って遊ぶようになってきた頃>
[ポイント]
赤ちゃんが布を外す動きをしっかり見て、「ばぁ」と声をかけるタイミングを
図る。
★この遊びを何度も繰り返すことで、赤ちゃんはママと遊ぶことの面白さ、
自分の行動と「ばぁ」との関係を身につけていきます。
「とれるかな とれるかな おててをのばして とれるかな」♪♪
[遊び方]
布を片手でつまんで、赤ちゃんが手を伸ばして届くか届かないかの所で
布を小刻みに動かす。
[ポイント]
・布は、赤ちゃんが興味を持つ赤・青・黄など、キレイでハッキリした
色のものを選ぶ
・仰向け・お座り・膝立ち・つかまり立ち・・・できるようになった姿勢で
取れる高さに布の位置を変えてみる。
・あと少し手を伸ばせば届く、スレスレの所で布を上下させる。
★ママが布から手を離すタイミングは、「ぎゅーっ」と引っ張っている
赤ちゃんの力を感じた時です。
赤ちゃんは「自分の力で取った!!」という実感が持てるので、この遊びが
より楽しくなります。
福岡ベビーマッサージ教室Kanon
「とれるかな とれるかな」親子ふれ合い遊び♪
☆☆☆赤ちゃんが喜ぶ遊び方は見つかりましたか?今回は布を使った遊びを紹介しましたが、布以外でも身近にあるものを使って赤ちゃんの反応をみながら工夫して遊んでみましょう。☆☆☆
写真:Kanon教室のママ&子ども達
[次回予告]
赤ちゃんといっしょ♪「はじめまして よろしくね」?
~子育てスタートのママさんへ~
次回は4回シリーズのまとめ、最終回となります。
赤ちゃんが「泣いてる時」「叱る時」に役立つ
言葉かけポイント付きです。お楽しみに♪