平成18年2月1日
はじめに
先回は、女の子の性の戸惑いを書きました。私は彼女たちの父親と同じ世代か上の世代になります。それなのになぜ彼女たちは、私に相談できるのでしょう。それは、カウンセラーだからです。ただそれだけではありません、このおっちゅん、話せるやん!話分かってくれるやんと彼女たちが思うからです。
ある雑談から
私がスクールカウンセラーをしている学校では、昼休みや、授業時間の休み時間、カウンセリングルームを生徒に開放しています。ある日、3年生の数名のグループが昼休み訪れました。(問題行動を起こしている子ども達です。) 彼らが、私に「先生、奥さんいるの。」「週何回エッチしてるの?」など。ここでは書けないエッチな質問をしてきました。私は、うーん、奥さん若干1名かな?エッチな話はそう簡単に教えられんなぁ-などとかわしてました。多分彼らは私がどんなカウンセラーか試していたのでしょう。しかし、次第にいろんな話をし始め、私はにこにこ笑いながら、そうだね!などと相づちを打ってました。
ある日、また彼らが訪れました。この時は、また、SEXの話やエッチな話、女性の裸体の話になりました。私は、大声で笑いながら、あるある先生も中学生の頃あった!あった!そう考えた日々が。そして、こう付け加えました。先生ね、中学校の頃、自分がエッチな異常な人間なんじゃないかと思ったよ、と話しました。彼らは一様に「俺たち異常じゃないってい。」と安心してました。私は、そういう話は、場所をわきまえないとね、いつでもどこでも話してはいけないと思うけど、どうかなぁ?と伝えました。しばらく彼らは考えて、「うん」と言いながら退室しました。
第三者的なおっちゃん!
私は、同じ目線で、いや、同じ精神年齢かもしれませんが?彼らと共感しながら話をします。そして、自分の意見を押しつけるのではなく、こういう考えもあるよと提示します。そして、彼らに考えてもらいます。これが彼らの考え方の幅を広げるやり方です。