平成21年2月2日
春が待ちどうしい季節ですね。風邪引きさんが多いのにも驚きます。先日TVのコメンテーター席に座ったらカメラマンやデレクターの若い人たちが全員マスクをかけていたのにはぎょっとしました。
今回は急遽、子どもたちの風邪の予防についてお話ししましょう。
私たちが食事をとるのはお腹を満しそれにより栄養素を摂取して生命現象を営むためでした。ところが栄養学が進歩するにつれ食べ物、特に植物性食品には栄養素以外の特殊な成分が含まれているのが解ってきたのです。特殊成分には私たちの健康を促進し病気の回復を助ける働きがあります。
・お腹を一杯にする。(美味しいと感じ心も満たす)
・栄養を取る。
・病気を予防し回復を早める。
つまり私たちは3つの目的で食事をしているのです。
だから・・・
風邪の予防はまず食べる事からです。
朝ご飯は必ず食べさせてください・・体温を上げる為にも朝食は重要な役割が有ります。朝の温かいみそ汁や牛乳は体温を上げるためにも必要なのです。
ニンジンやホウレン草等の色の濃い野菜のカロチンは皮膚粘膜を保護して風邪の予防になります。
白菜やキャベツなどのアブラナ科のお野菜も免疫力を高めてくれますよ。
キャベツのスープや白菜の牛乳煮は子どもたちも好きなメニューです。
また冷蔵庫で冷たくしたジュースや水に気をつけて下さい。冷たい飲み物は大人でもゾクッとしますよね。
温かなお茶(湯でも)を飲む習慣をつけましょう。お休みの日だけでもミルクティ(ほうじ茶)やクッキー(焼き芋)などでお茶の時間を持ってはいかがですか。ダラダラとスナックを食べるよりずっと楽しいはずです。