3 「うちの子の笑顔 最高!!」

令和元年10月24日

 子どもたちは、泣いて、抱かれて、次に笑顔をもらい安定するのです。子どもたちは、あのかわいい表情で言っているのです。「パパ、ママ、ぼくに笑顔をちょうだい!人間の基礎をつくるから。でも二人じゃ足りないよ。おばあちゃん、おじいちゃん、大人のみんな笑顔をちょうだい!」・・・と。だから、あんなにかわいいのです。子どもたちは、もらうのが仕事。大人は、あげるのが仕事です。「今の子は笑顔がない!ことばが遅い!やさしさがない!あいさつもしない!!」とよく言う方がいます。いいえ、昔も今も変わりません。変わったのはもらう量です。昔は、物はなかった。でも、人との関わりが多かった。今は、物はある。でも、人との関わりが少ない!人は、人の中で育つのです。物では、育ちません。

 笑顔をもらった子は笑顔を出し、やさしさをもらった子はやさしさを出します。あいさつをしない?大人がしていません。言葉だってもらう量がちがう。昔は、1人の子どもの周りに10人の大人がいた。今は、1人か2人。どちらがたくさんたまりますか?たまれば出ます。その10のことばに10のやさしさ。笑顔がついてくる!だからこそ、今、たくさんの大人たちの関わりが必要なのです。おじいちゃん、おばあちゃん、まわりの大人たちは、子どもにとって財産でしょうね。損・得ぬきで関わってくれますからね・・・。

 パパ、ママ、遠慮しないで、まわりの人に関わってもらいましょうね。そして次に子どもたちは、身体の基礎づくりをし、成長の階段を登っていくのです。ステキですね。

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