平成20年9月2日
子どもが、いつもいきいきと目を輝かせ何事にも意欲的に取り組んでいる姿に接すると親は、たいへん喜びを感じます。
逆に、自信がなく物事に対してやる気を出そうとしない子どもにイライラしてきます。
「やる気を出しなさい」「しっかりしなさい」と、子どもに向かって言っても変わりません。
子どもが、積極的にやる気を出す行動の原動力は、心のエネルギーです。
何が心のエネルギーになるか、どんな時にやる気がわいてくるか考えてみましょう。
まずは、親と子の絆がしっかりつながり、自分の背中をつよく、支えてくれている大きな手を感じた時です。子どもは、どんなことにも立ち向っていきます。
しかし、家庭の中でトラブルがあったり、両親の仲が悪かったり、心配ごとがあると、そのことに気を取られ不安定な心になります。
何の気がかりもない安心できる家庭の雰囲気が大切です。
安定した家庭で育った子どもは、快々として目を輝かせ、心のエネルギーを出します。
また、親が子どもの気持ちをよくわかってあげ、存在そのものを大事にしてくれていることです。
親から、「あなたはやればできるね。すごいね。」などとたくさんの花マルをつけてあげると、心のエネルギーを積み上げていきます。
そうなると、自分自身に対して「ぼくはやれるんだ。」と自信を持ち、どんなことにも挑戦し、心のエネルギーを燃やし続けます。
このように考えてくると、子どもは、家庭でほめられたり、認められたり、生かされたり、くつろいだりなどのリフレッシュできる心の居場所があることです。
それが、元気よく外に向かってやる気を出す心のエネルギーを与えています。
心のエネルギーをたくさんもらった子どもは、目を輝かせ心豊かに育ちます。