赤ちゃんといっしょ♪「はじめまして よろしくね」では、具体的な赤ちゃんとのかかわり方を紹介してきました。
最終回では、総まとめとして「赤ちゃんとかかわることの大切さ」についてお伝えしていきます。
親子の愛情は、授乳・おむつ替え・お風呂・着替え・寝かしつけなど、日常生活のかかわりの中で育まれていきます。
ママは赤ちゃんの表情や様子を観察することで、赤ちゃんの感情や要求がわかるようになり、赤ちゃんからのサインに応えられるようになります。
(空腹・オムツ・暑い寒い・不快・甘えetc・・・)
赤ちゃんが泣いたり、ぐずったりしている理由がわかるようになると、ママのストレスは少なくなり、赤ちゃんの情緒は安定していきます。
ママには余裕ができ、「かわいい・愛らしい」という感情が自然に生まれてくるでしょう。
赤ちゃんを理解することは、育児に自信を持つことにつながります。
子育ては「わからないもの」から「面白いもの」へ、さらには「楽しいもの」へと変わっていくでしょう。
★ほめる時:「できたよ!」「やったー!」など子どもが「どや顔」をした時が、
ほめるチャンス。できた喜びを感じている時に、「できたね」
「やったね」「上手!!」と、タイミング良くほめてあげます。
ママに認められることで子どもは自信をつけ、伸び伸びと成長
していくことでしょう。
★泣いてる時:赤ちゃんが泣きやまなくて、どうしていいか分からない時は、
「おなかすいたね。」「かなしいね」「さびしかったね」など、
赤ちゃんの要求や感情を言葉にして伝えてみましょう。
共感されることで、赤ちゃんは「うん、そうなの」「ママ
わかってくれてありがとう」という満足感を得て、安心した
気持ちになります。
共感の言葉かけは、機嫌が良いときにも役立ち、親子の絆を深めてくれますよ。
★叱る時:遠くから「ダメ」と言っても伝わりません。子どものそばに行って
言葉と態度で示します。言葉をかけるときは「さわりません(さわ
らない)」「のぼりません(のぼらない)」etc…ときっぱりと伝えま
す。
ママの毅然(きぜん)とした態度と表情が大切です。感情的にならず、わかりやすくストレートに伝える事で、子どもは「いけない事は何か」を認識していきます。
「あそんであげなければならない」という気持ちで、無理に赤ちゃんの相手をする必要はありません。
自分の手をなめたり眺めたり、声を出したり、手足をバタバタさせたり・・・ひとりの時間を機嫌良く過ごしている時は、赤ちゃんのプライベートTIMEです。見守りだけで充分です。ママは赤ちゃんが要求した時に応えてあげましょう。
これまで紹介してきたかかわり方や遊び方を役立てて頂ければ幸いです。
赤ちゃんと一緒に居るのが辛いと感じる時は、一人で悩まないで、周りにSOS!!HELP ME!! 悩みを声に出して伝えましょう。
投稿者 Kosodate : 09:30 | コメント (0) | トラックバック
赤ちゃんは生まれて1年の間に、体重は約3倍、身長は約1.5倍と、急速に成長していきます。
からだが大きくなるだけではなく、その機能も日々発達し、自分の力でできる事が増えていきます。
子どもの様子をしっかり観察し、子どもの成長に合った遊び、できるようになった事を活かす遊びをタイムリーに提供してあげましょう。
今回は、赤ちゃんとのかかわりがグ〜ンと楽しくなる「身近にあるものを使ったあそび」の中から、布を使ったあそびを紹介します。
まず、ガーゼやハンカチなどの布を1枚ご用意下さい。
「うえから したから おおかぜこい こいこいこい♪」
[遊び方]
両手の親指と人差し指で、布をつまんで持つ。
歌に合わせて、布を赤ちゃんの顔やからだの上でゆっくり揺らす。
[ポイント]
布が赤ちゃんの顔やからだに、わずかに触れるように動かす。
福岡ベビーマッサージ教室Kanon
「上から下から」親子ふれ合い遊び♪
「いないいない ばぁ」☆
[遊び方]
a. 赤ちゃんの顔に軽く布を掛け、「ばぁ」のかけ声で布を外しママの顔を
見せる。
<はじめる時期:ママの顔をしっかり見るようになってきた頃>
※赤ちゃんの呼吸に気をつけながら遊びましょう。
b.顔に布をそっと掛け、自分で外すのを待ち、顔が見えた瞬間に「ばぁ」と
声をかける。
<はじめる時期:手で物を握れるようになってきた頃>
c.布を使ってかくれんぼ、「○○君がいないいない・・」「ママがいない
いな い・・」など 声をかけ、赤ちゃんに布を外させる。
顔が見えた瞬間に「ばぁ」と声をかける。
<はじめる時期:座り姿勢が安定し、両手を使って遊ぶようになってきた頃>
[ポイント]
赤ちゃんが布を外す動きをしっかり見て、「ばぁ」と声をかけるタイミングを
図る。
★この遊びを何度も繰り返すことで、赤ちゃんはママと遊ぶことの面白さ、
自分の行動と「ばぁ」との関係を身につけていきます。
「とれるかな とれるかな おててをのばして とれるかな」♪♪
[遊び方]
布を片手でつまんで、赤ちゃんが手を伸ばして届くか届かないかの所で
布を小刻みに動かす。
[ポイント]
・布は、赤ちゃんが興味を持つ赤・青・黄など、キレイでハッキリした
色のものを選ぶ
・仰向け・お座り・膝立ち・つかまり立ち・・・できるようになった姿勢で
取れる高さに布の位置を変えてみる。
・あと少し手を伸ばせば届く、スレスレの所で布を上下させる。
★ママが布から手を離すタイミングは、「ぎゅーっ」と引っ張っている
赤ちゃんの力を感じた時です。
赤ちゃんは「自分の力で取った!!」という実感が持てるので、この遊びが
より楽しくなります。
福岡ベビーマッサージ教室Kanon
「とれるかな とれるかな」親子ふれ合い遊び♪
☆☆☆赤ちゃんが喜ぶ遊び方は見つかりましたか?今回は布を使った遊びを紹介しましたが、布以外でも身近にあるものを使って赤ちゃんの反応をみながら工夫して遊んでみましょう。☆☆☆
写真:Kanon教室のママ&子ども達
乳幼児研究所 ベビーマッサージ・ヨガ教室Kanon(カノン)
はやし しょうこ
[次回予告]
赤ちゃんといっしょ♪「はじめまして よろしくね」?
〜子育てスタートのママさんへ〜
次回は4回シリーズのまとめ、最終回となります。
赤ちゃんが「泣いてる時」「叱る時」に役立つ
言葉かけポイント付きです。お楽しみに♪
投稿者 Kosodate : 10:23 | コメント (1) | トラックバック
赤ちゃんと楽しくふれ合う遊びを、STEP.1・2・3で具体的に
紹介していきます。
赤ちゃんのお腹にそ〜っと手を置いてぬくもりを感じてみましょう。
ママが、あたたかくて気持ちいい〜と感じたら、ふれられている赤ちゃんも
「気持ちいい〜」と感じています。
また、ママの両手から伝わるぬくもりは、赤ちゃんに安心感を与えます。
赤ちゃんが泣いて手足をバタバタさせている時は、名前を呼びながら足を手の平で包むように握ってお腹の上で「もみもみ」してみましょう。
この動作だけで、泣いていた赤ちゃんのご機嫌が良くなるかもしれません♪
泣き止まない時は、「おなか空いた」・「ねむい」・「暑い」・「おむつがぬれた」
「抱っこして!」など、他の要求があるはずです。
可能性を考えて、確認して、要求に応えてあげましょう。
赤ちゃんはくり返し言葉が大好き、「こちょこちょ」「もみもみ」など
動作を言葉にして、赤ちゃんの喜ぶふれ方を探しながら遊んでみましょう。
「なでなで・ちくちく・つんつん・ぽんぽん・ごしごし・のびのび・・・etc」
目と目を合わせ・表情をみながら
○気持ち良さそう、楽しそうであれば、期待に応えて繰り返す。
○楽しそうでなければ、触り方やあそび方を変えてみる。
○嫌がるようであれば、無理をせずまたの機会にしましょう。
福岡ベビーマッサージ教室Kanon
「ちくちく ぶらぶら」親子ふれ合い遊び♪
赤ちゃんはママの声が大好き。歌に合わせてふれ合いあそびを楽しんでみましょう。
ママの好きな歌に合わせて振りをつけ、オリジナルのあそびを作ってみませんか。
赤ちゃんもママも楽しめますよ。
今回は、わらべうた「いっぽんばし」に合わせて赤ちゃんと一緒に遊んでみましょう。
こちょこちょ遊びは、0歳1歳2歳3歳・・・・と長〜く楽しめます♪
福岡ベビーマッサージ教室Kanon
「いっぽんばし」親子ふれ合い遊び♪
写真:Kanon教室のママ&子ども達
乳幼児研究所 ベビーマッサージ・ヨガ教室Kanon(カノン)
はやし しょうこ
[次回予告]
赤ちゃんといっしょ♪「はじめまして よろしくね」?
〜子育てスタートのママさんへ〜
赤ちゃんとのかかわりが楽しくなる
『身近なものを使った遊び』を紹介します。
おたのしみに♪
投稿者 Kosodate : 14:59 | コメント (1) | トラックバック
赤ちゃんを抱っこするのも、オムツを替えるのも初体験
初めての子育ては、どんな世界でしょう。
妊娠中は赤ちゃんとの楽しい生活を夢みていたのに
昼夜を問わず赤ちゃんは泣き、24時間体制の忙しい育児が始まります。
生まれたばかりの赤ちゃんは一人では何もできません。
守ってあげなきゃ・・・ん〜責任重大!でも不安だらけ!!
そして、自分だけの時間はなくなったぁ〜
いつまで続くの、この生活!?
モデルを見る機会がないまま、子育てはスタート!
子どもの成長の見通しや計画が立てられないから、不安になるのは当たり前
子育て情報は氾濫し、迷うし試してもなかなか上手くはいかない
赤ちゃんが泣く理由が分からなくて、戸惑い、オロオロしてしまうことも
しょうがないです、初心者マークのママなのだから
人は仲良くなりたい時、たくさん会話をして信頼関係を築いていきますよね。
赤ちゃんとのコミュニケーションも同じ、肌タッチが愛情を伝える大切な言葉
目と目を合わせて、たくさん肌にふれ合うことから始めていきましょう。
赤ちゃんとふれ合って気持ちを通わせ、豊かで楽しい生活のはじまりです♪
ママが笑顔になると赤ちゃんも笑顔に、赤ちゃんが笑顔になるとママも笑顔に♪
赤ちゃんが笑ってくれるとママは幸せ、愛しさが増していきます。
生後4・5ヶ月頃になると赤ちゃんはママとのかかわりの中で
よく笑うようになってきます。
視覚や感情の発達、からだの成長とともに表情が豊かになってくるのです。
ただ、生まれたばかりの赤ちゃんは、目線が合わず
そっぽを向いているように感じることがあります。
それは、視覚は生まれてから発達を始めるため
まだ目がよく見えていないからです。
そんな時はママの顔をグ〜ンと近づけて、
声をかけながら微笑みかけてあげましょう
ぼんやりと見えているママの顔を見続けることで
赤ちゃんは、はっきりと見えるようになってきます
新生児の頃は、顔から25〜30センチ離れたところがよく見えるとのこと、
抱っこしておっぱいやミルクを飲ませている時のママの顔は見えていますよ。
授乳中は赤ちゃんとのアイコンタクトを楽しむチャンスです♪
写真:Kanon教室のママ&赤ちゃん
乳幼児研究所 ベビーマッサージ・ヨガ教室Kanon(カノン)
はやし しょうこ
[次回予告]
赤ちゃんといっしょ♪「はじめまして よろしくね」?
〜子育てスタートのママさんへ〜
赤ちゃんと楽しく触れ合ってあそぶ遊びを
STEP.1・2・3で具体的に紹介していきます。
おたのしみに♪