ふくおか子育てパーク

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2008年07月01日

歌にのせて

今、私の携帯電話の着信は小田和正さんの「たしかなこと」、メールの着信は同じく小田さんがLGYankeesとコラボしている「Dear Mama」です。

「たしかなこと」を聴いたとき、その歌詞にさまざまな想いが重ね合わさり、心に響き、染みわたり、思わず涙が出そうになりました。

(※本当は歌詞を紹介したかったのですが、著作権にふれるので書けません。よかったら検索してみてください。)

一つひとつの言葉が、自分と子ども達の関係に重なり、優しいメロディーと共に心を包み込んでくれました。
子ども達にこんな想いを伝えたいなぁと思っても、ストレートに自分の口から自分の言葉で伝えることはなかなか照れくさくてできませんが、さりげなく歌として口ずさむことだったらできます。
だから、携帯電話が鳴るたびに、サビの部分を一緒になって歌っています。
子ども達にはただの歌詞にしか聞こえなくても、こっそりと想いをのせて口ずさんでいるんですよね〜ふふふ(自己満足の世界にひたる・・)(^^ゞ


数ヶ月前のこと、私が小田和正さんが好きなのを知っている長男が「小田さんがLGYankeesと一緒に歌いよるばい。聞かしちゃ〜か?(聞かせてあげようか?)」と自分のケータイを取り出して「Dear Mama」を聞かせてくれました(彼は音楽をケータイにダウンロードして、いつでもどこでも持ち歩きながら楽しんでいます。さらに、そのケータイの音楽をFMの周波数に合わせて車のスピーカーから流して楽しんだりもするので、驚きです。私にはついていけない世界です・・)。

若い男性がラップに乗せて歌う歌詞は、母親に対する思いを素直に綴ったもの。

そして小田さんが独特の透き通った声で歌うサビの部分の歌詞は、母親だったら胸にジ〜ンと来てしまうフレーズがいっぱい。

(※これまた歌詞は著作権にふれるので書けません。う〜ん、残念!ぜひ検索してみてね。)

素敵な曲じゃないの〜。

大人になった息子がこんな風に思ってくれたらうれしくて、涙が出ちゃうよねぇ〜と感動していたら、子ども達が最近よくこの歌を口ずさむのです。
「Dear Mama〜♪ 」などと大きな声で歌われると、ついつい息子が自分に伝えてくれているように勝手な勘違いをして、心がほんわか温かくなります。
息子達はただ歌のひとつとして口ずさんでいるだけなので、勝手に想像して感動する私ってバカみたい・・と思わないこともないのですが、こんなたわいのない勘違いで気持ちが優しくなれ、そのあとの親子のコミュニケーションがうまくいくのなら、それはそれで素敵なことじゃないか・・とも(^v^)

いちばん最初にも書きましたが、思春期の子育ては立ち直れないほど凹んだりすることも少なからずあるものです。
しかし、起こることをあまり悪く考えすぎず、いい方向で解釈し、明るい気持ちで対処できれば、けっこう楽しめたりもするものだということも、身を持って感じているところです(そのために、自己満足力勝手な勘違い力は相当役に立つんです)。
これから先、彼らが成人するまでは、予想もつかない出来事が起こると思いますが、携帯から流れてくるこの曲を聞きながら、残り少ないであろう彼らと共に過ごせる日々の一瞬一瞬を心に刻みつつ、できるかぎり楽しんでいこうと思っています。

1ヶ月間このコラムを読んでくださったみなさん、思い切りプライベートな文章にもかかわらず、お付き合いくださり、コメントまでいただいて、本当にありがとうございましたm(__)m 

(kino)

投稿者 Kosodate : 12:00 | コメント (5)

2008年06月24日

たまり場

koukousei.jpg
わが家は長男の高校から歩いて10分足らずのところにあります。
放課後、ウチの息子を含む帰宅部の子ども達が、ぞろぞろとわが家に帰って来ます。
私が仕事から帰って、「ただいまぁ〜。」と玄関を開けると、目に飛び込んでくるのは、デカイ靴・靴・靴(どれひとつ揃えられずに、つま先が上がり口を向いている・・)。
かき分けるように私の靴を脱ぎ、リビングのドアを開けると、テレビの前に群がって、ゲームをする子、寝転んでマンガを読む子、ケータイをする子・・
一瞬チラッと振り返り、
「あ、おじゃましてま〜す。」

こんな光景が日常茶飯事です。

わが家の間取りは変わっていて、1階がリビングダイニング、和室、私達の寝室、リビングの上は吹き抜けで、階段を上がると2階はワンフロアのオープンスペースになっています(ここに2人の息子達はベッドと机を並べて、プライバシーのない生活をしているのです)。仕切りがない上に、吹き抜けのふちもすけすけの柵なので、リビングの端から上を見渡すと、どこで何をしているかは一目瞭然、声も筒抜けです。

友達が来たときも、見えないところで何かするということは不可能。
私や夫が帰ってきたら、ずっと見られている(決して監視しているわけではありませんよ)にもかかわらず、気にする様子もなく我が家のようにくつろいで遊んでいる高校生たち・・
ときどき、飲み物やおやつを持って行ってやると、
「あざ〜す(ありがとうございます)。」とペコリと頭を下げてくれるのですが、入れ替わり立ち替わりいろんな子が遊びに来るので、顔と名前がなかなか一致しません。そこで、おやつを配るとき、いちいち「はい、どうぞ。え〜っと、キミ、誰だったっけ?」と尋ねながら配っています。
「あ。○○です。あざ〜す。」
と快く答えてくれる子どもたちですが、老化現象か、何回聞いても覚えられなくて、また次に聞いてしまったりする私です(^^ゞ(それでも軽く10人以上は顔と名前が一致するようになったので、できるだけ話しかけるときには名前を呼んで話すようにしています)。

夫もよく土曜日の昼にやって来た友達に、カレーやラーメンを作ってやっています。
朝、息子に「今日は友達何人来るかなぁ?」とたずねて、ちゃんと人数分の材料を準備したり、人数分のご飯を炊いてやっていたりしているのです。最近は「○○くんは辛いモノがだめだからね。」なんて個人の嗜好まで把握しつつあるのがスゴイと思います。
普通、父親が同じ部屋にいたら、そこでたむろして遊びたくないだろうなぁと思うのですが、ウチの夫は「おかえりぃ〜。いらっしゃい!ご飯食べる?」と美味しいものを食べさせてくれるので、警戒心も持たれず、空気のような存在になっているようです(おそるべし!食べ物のチカラ)。

実は、私がずっと働いていてほとんど家に居なかったもので(今もほとんど居ませんが)、長男が高校生になるまでウチに友達が来ることはほとんどありませんでした。
「誰も居ない家に友達を連れて来てはダメ!」と常に言い聞かせていたからです。
それが、高校生になってからは勝手に連れて来るようになり、親の私達も、「高校生にもなったんだから、もういいか。」と思う(あきらめる)ようになって以来、わが家が今のようなたまり場と化したというワケです。
もちろん、誰もいないときに何をやっているのか心配でないといえばウソになりますが、何か起こればその時々で考えて解決していきながら、極力見守るようにしています。
先日、高校生たちがぞろぞろと帰って行ったあと、次男が「お兄ちゃん、友達が家に来てくれて、うれしそうやね。よかったね。」とぼそっと言ったのを聞いて、小さいときもっと友達を連れてこさせてやればよかったかなぁ・・とチョッピリ胸がキュンとしました。

それにしても、高校生の男の子が大勢家にいるというのは、なんとも異様な光景ですよ〜。
先日、玄関の靴の多さに驚き、ドアを開けて思わず人数を数えてしまいました。
1、2、3、4、5、6、7、8・・・8人もいるよ!
荷物と人間で足の踏み場もないリビング。

ここはどこ?

そして、そこはかとなく漂ってくる男臭さ・・

一瞬めまいがして倒れそうになりました(@_@。

(kino)

投稿者 Kosodate : 15:38 | コメント (2)

2008年06月16日

触れる

 先日、勤務する公民館の子育て講座に「タッチケア」の講師をお招きし、親子で触れあいながら、絆を深めることの大切さを、乳幼児の子育て真っ最中のママ達と共に学びました。ママ達も先生にハンドマッサージなどをしてもらったり、絵本を読んでもらったり、実際に子どもと触れあいながら遊んだりして、「触れる」ことの心地よさを実感することができたようです。

 ウチの息子たちは中高生なので、あのデカイ体をぎゅっと抱きしめたりはできませんし、むやみやたらに触っていると「気持ち悪りぃ〜。」と言われそうなので、いやがられない程度にほどほどに触れる努力をしています。
例えば、朝ベッドで寝ている子ども達に「おはよう。朝だよ〜。」と声をかけながら頭を一瞬くしゃくしゃっとなでてみたり、手のひらをちょっとだけマッサージしてやったり、部活で疲れた足を頼まれれば揉んでやったり。

ほどほど加減ってけっこうムズカシイのよ〜。

しかし、体調が悪そうなときは、ほどほどなんて言ってられません。
お腹が痛ければさすってやるし、熱がありそうだったら、まずはおでことおでこをくっつけて確認します。

先日も長男が「きつい。」と言って具合が悪そうだったので、
「熱でもある?」といつものように私が髪の毛をあげて自分のおでこを彼のおでこにくっつけようとしたときのことです。

一瞬、ふっと横を向かれてしまいました!

(が〜ん!ついにおでこを拒否されたか???このとき布団から「出て行って」と言われたときのことが頭によぎりました・・)

しかし、次の瞬間、横にあったタオルで自分のおでこを拭いて、ちゃんとくっつけてきました。

「汗かいたけ。」

(ホッ・・また落ち込むところだったわ・・)

ほっとして触れた息子のおでこは、私のおでこよりずいぶん熱いではありませんか。
「ん?熱があるよ。大丈夫?少しお休み。」

体の具合はモチロン心配でしたが、素直に触れ合うことができたことがうれしくもあった一瞬のできごとでした(一晩寝たらすっかり元気を取り戻していましたのでご心配なく)。

その長男、ときどき通りがかりに私を人差し指でつついてくることがあります。
自分から触れて来てくれるのはうれしいんだけど、その触り方たるや、スーパーのパックに入った肉や魚をつついてみるのと同じ手つきなのです・・(私の場合、触ってみなくても鮮度が落ちているのは一目瞭然ですが・・)

心配したり、元気づけたり、楽しさをわけあったり。
成長と共に「触れる」ことが少なくなった今だからこそ、気持ちを伝える場面での「触れあい」の一瞬を大切にして行きたいと思っていますが、
あくまで、ほどほどにね(^^ゞ

(kino)

投稿者 Kosodate : 16:37 | コメント (6)

2008年06月10日

お弁当

 子ども達のお昼はお弁当。そのお弁当を作るのは、だいたい夫です(夫8:私2くらいの割合でしょうか)。長男が幼稚園の頃は、おにぎりを海苔でウルトラマンの顔にしたりと工夫をこらしていた夫ですが、最近は彼らの大好物の肉を使った料理のバリエーションを増やすことに力が入っているようです。

 そんな夫が作る愛情弁当を、子ども達は残さずきれいに食べてきます。特に食べることが何よりも好きな次男は、いつも「お父さん、弁当作ってくれてありがとう。」とか、「お父さん、今日の唐揚げはうめかった(おいしかった)!」「ブロッコリーの下のマヨネーズをもう少し増やしてくれん?」などと、感謝と評価を欠かしません(わが子ながら感心します)。

 もちろん夫は専業主夫ではなく、毎日精一杯仕事をしているので、朝の弁当作りは正直辛いと思うこともあるでしょう。夜遅くまで仕事をした翌日でも「子ども達が楽しみにしているから・・」と気力を振り絞ってベッドから出て行き、台所に立つ姿には頭が下がります。その原動力はやっぱり子ども達の笑顔と、「ありがとう。」「おいしかった。」という感謝と評価のようです。

 一方早起きが苦手な私は、少し遅れて起き出して、日課である長男のおにぎりをにぎるのですが、弁当に関しては、全くタッチしないかお手伝い程度(ご飯をつめたり、おかずを一品作ったり)の日がほとんどです。
それでも、たま〜に早起きして、全て1人でお弁当を作ったら、
「ありがとう。助かるなぁ。」と夫に感謝されたりします(なんか違うような気もしますが・・)。
おまけに、わざわざ「今日はお母さんが作ってくれたお弁当だよ!」と恩着せがましく子ども達に手渡してくれたりするのですが、子どもの反応はイマイチ(私が作る弁当は、夫に比べて肉が少なく、野菜が多いので手渡された時点でがっかりするのでしょう・・)(T_T)

 しかし、そんな私のお弁当の日でも、感謝と評価を欠かさない次男。
カラになった弁当箱を出しながら、
「お母さん、ゆかり(ご飯にかけるしそふりかけ)のかけ方が絶妙やった!量がちょうどよかったよ。」

・・・・

日々精進です・・

(kino)

投稿者 Kosodate : 17:15 | コメント (3)

朝ごはん

asagohan.jpg 「早寝・早起き・朝ごはん」が呪文のようにとなえられる今日この頃ですが、みなさんのお宅はいかがですか?

 ウチの長男は高校生になってからというもの、「ギリギリまで寝ていたい。」と家を出る時間の15分前まで布団の中で眠っています。高校は歩いて10分足らずのところにあるので、課外授業があるときでも7時10分までは余裕で寝ています。(課外がない日はナント8時まで寝ています。うらやましいなぁ・・)
決して早起きではありませんね(^^ゞ

 起きてからの15分はシャワー、身支度、時間割に費やされるので、当然朝ごはんは食べません。(中学校まではちゃんと食べていたんですよ。それが、睡眠時間と身だしなみを食事より重視しはじめて以来、まったく食べなくなりました。)そのかわり、1時間目の休み時間に揚げたてのチキンカツを学食に買いに行って食べる、というのが日課で、食堂のおばちゃんともすっかり馴染みの関係のようです。(ちなみに、このチキンカツは数が限られているらしく、早く行かないとありつけないので、毎朝ダッシュで買いに行くとのこと・・彼らの間ではこれを「カツダッシュ」と呼ぶそうです)。

 そんな彼が、2年生になったばかりの頃、「お母さん、おにぎり作って。2つ。ラップに包んでもって行くけ。」と言いました。友達が朝ごはんに持ってきているおにぎりがおいしそうだったらしいのです。

朝ごはんを自分から食べる気になったのね。チャ〜ンス!
「作ってあげますとも!」

それ以来、お弁当とは別に、毎朝おにぎりを2個にぎるのが私の日課となりました。
もう、かれこれ1年以上、朝になると「ぴつっ、ぴつっ」と絵本「くわずにょうぼう」にでてくる鬼婆のように、にぎりめしをにぎり続けております。

長男、高校3年生。
「早寝、早起き、朝ごはん」ならぬ
「夜更かし、ギリ寝、おにぎり&チキンカツの朝ごはん(in学校)」

理想にはほど遠いけど、おにぎりパワーで毎日元気にダッシュの日々です。

おにぎり、授業中に食うんじゃないぞ〜!(by鬼婆)

(kino)

投稿者 Kosodate : 17:05 | コメント (0)

2008年06月04日

出て行って・・

長男が1歳になる頃のこと。
市政だよりを見ていると、「読み聞かせ講座」の案内が載っていました。読み聞かせそのものより、「託児つき」というのに心魅かれ、さっそく申し込みをしました。確か3〜4回の講座だったように思います。
講座の中では絵本の選び方や、読み方を教えてもらい、実際にたくさんの絵本を紹介してもらいました。そして最後の回では、司書の方が受講生である大人の私達に絵本を読み、ストーリーテリングをしてくださいました。これが、私に鳥肌が立つくらいの感動を与えたのです。

「人に絵本を読んでもらうのって、なんて心地いいものなんだろう!」

自分で絵本を読むときは、文字と絵を同時に読むことはできません。
文字を追っては絵を見るのですが、ヘタしたら字ばっかり見て、絵をろくに味わっていないことの方が多いのです。
それが、人に読んでもらうと、耳で言葉を聞きながら目は絵に集中できる。
そして、読み手の生の声のあたたかさが、実に耳に心地いい。

そのときから、わが家の子育てには絵本がなくてはならないものになりました。

寝る前は必ず一緒に布団に入って、絵本を読みました。
仕事が忙しくて、なかなか親子の時間がとれないときでも、寝る前の絵本だけはずっと続けていました。その時間が、私にとっては子どもとゆっくり過ごすことのできる、幸せで貴重な時間だったからです。

絵本を何冊も読んでいると、子どもは自然に眠りにつきます(だから「早く寝なさい!」と言った記憶はほとんどありません)。
「ん?寝たかな?」と横を見ると、すやすやと眠る可愛い寝顔。
「おやすみ。」と絵本を閉じて、そっと布団を出る。
そんな毎日でした。

・・・が、長男が5年生(だったと思います)のとき、
いつものように、絵本を持って布団に入ると、ちょっと迷惑そうに、

「お母さん、出て行って。」

ええぇぇ〜〜〜〜〜っ??何ですって!
「出て行って」って言ったよね???
ついに来たか・・という感じでした。

まあ、高学年の男の子だったらイヤがるのも当たり前なんですけど・・
ちょっと(いえ、相当)サミシイ気持ちですごすごと布団から出ました。

それから中学1年生くらいまでは、布団の外で物語を読んだりしていましたが、「本読もうか?」と言っても「いや、いい。」と断られることが続き、すっかり読まなくなってしまいました。

わが子に相手にしてもらえなくなった今、私は地域の小学校で読み語りボランティアとして、小学生と絵本を楽しんでいます。

小学校に読み語りに入る前には、練習を兼ねて「ねえねえ、見て見て!」と息子達の前で読んでみたりするのですが、わざと下を向いて無視されたりします(T_T)。

でも、オモシロイ場面でチラッと顔を上げて、フッ・・と笑ったりすると、
(よっしゃ!)と心の中でガッツポーズをしている私です。

絵本って、本当にステキ!

(kino)

投稿者 Kosodate : 15:50 | コメント (5)

2008年06月01日

お久しぶりです

 こんにちは。6月のコラムを書くことになりました「元管理人K」こと、kinoです。森編集長、コラム執筆おつかれさまでした。私も「何で独身(しかもイケメン)なのに育児情報誌を?」と聞いた100人のうちの1人です(^v^)。リトル・ママ立ち上げの思いや、ご両親への感謝の気持ちを読ませていただいて、胸が熱くなり、家庭内営業・社内営業の話で、自分自身をしっかり反省しました(最近、特に家庭内営業をおろそかにしているので・・)(^^ゞ。これからも子育てを取り巻く環境をより良くするため、ますますご活躍くださいね!

 さて、自分のことに入ります。3月までは「子育てコラムを書いてもらえませんか〜?」といろんな方にお願いする立場だったもので、こうして自分自身がコラムを書いているのがちょっと不思議な感じがしています。「管理人だよりhttp://www.kosodate.pref.fukuoka.jp/mt/letter/k/」で思うことをつらつらと書いていたのですが、これから1ヶ月間は「わが家の子育て」について、できるだけ正直に(?)書いていこうと思います。

 わが家は高校3年生と中学3年生の息子2人と、夫、私の4人暮らしです。乳幼児を育てておられる方には、わが子が中学生、高校生になるなんていうことは想像し難いのではありませんか?私も子どもが小さい頃は、手のかかる子育ての大変な時期が果てしなく続くように思われて、近所の小学生を見ながら「本当にあんなに大きくなる日が来るのかしら・・?」とまるで他人ごとのように思っていたものです。

しかし、その日はやって来ました(当たり前だけど)。
しかも、あっというまに・・

 彼らは、どんどん大きくなって、体はもう大人並み。
デカイ靴が玄関にどやどやと並び、
デカイパンツは夫と息子達のものが、どれがどれだか判別がつかず、
4人で車に乗ると、息苦しさを感じるほど。
(あの可愛かった子どもの頃がなつかしい・・)

 体は一人前だけど、何かとムズカシイ年頃であるのが思春期。
親としては、立ち直れないほど凹むこともあるのですが、けっこう楽しんでいる自分がいるのも事実です。
イマドキの若者と共に暮らす「わが家のひとコマ」をフツ〜に綴っていきますので、どうぞ肩の力を抜いてお付き合いくださいませ。

(kino)

投稿者 Kosodate : 04:34 | コメント (0)

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