ふくおか子育てパーク

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2008年02月01日

第8回 最後に

sannin.jpg「この少子化に3人はすごいね。」と最近、よく声をかけられます。確かに、自分でも3人の母になり、こんなに悩むことになるとは思ってもみませんでした。

3回の妊娠、そして出産。私にとっては衝撃的な出来事ばかりでした。

長男カッ君の場合、自分の中では安産する予定だったのですが、微弱陣痛が2日続き、急遽帝王切開。翌日、肺血栓の疑いありと救急車で総合病院に搬送。赤ちゃんを抱いたことのないまま、生死をさまようハメに。自分の死をこんなに間近で感じたことはありませんでした。
どうにか、よみがえったものの、、手術後の痛みは相当なものでした。「もう二度とこんな思いはしたくない。子どもは一人で十分」と病院のベッドで堅く誓ったのでした。

しかし、2年経てば、痛みや辛さをすっかり忘れてしまい、リッ君を妊娠。何かと忙しく、お腹が張っても無理していました。おなかが張ったら休むという基本が2人目の余裕で欠けていました。すると、8ヶ月の時に母子とも危険な状態になってしまい、切迫早産で入院。絶対安静の入院生活では、職場に迷惑をかけ、カッ君には寂しい思いをさせてしまい、涙がとまらない毎日でした。救いはリッ君の命が助かったこと。自分の甘さを痛感しました。

そして、子どもは二人で終わりと決めていた矢先に、コッちゃんを授かっていることがわかりました。
育てていけるのかという不安と、子宮の壁が薄いというリスクがあり、悲しいけれど赤ちゃんの命を絶つことも考えました。
でも、最善を尽くそうと病院の先生に励まされ、また、家族や職場の暖かい支えがあり、コッちゃんを出産することができました。感謝の気持ちでいっぱいでした。

いろんなことがあった妊娠・出産ライフでしたが、子どもが生まれるたびにこの世にこんなに愛おしい存在がいたんだと感じることができ、いい経験だったなと、そして、自分がどんどん強くなったなぁと感じます。やはり、母は強しですね。ふふ。
子育ての悩みはつきませんが、その強さを武器に愛おしい3人の子どもたちに向き合っていこう!と思っています。

最後に、、、
1月のコラムを担当させていただきましたが、自分の子育てを見つめ直すいい機会となりました。
つたない文章でしたが、読んでいただき、暖かいコメントをありがとうございました。とても励みになりました。
さぁ、また明日からがんばろうっと(^0^)

(ワイ)

投稿者 Kosodate : 13:51 | コメント (3)

2008年01月28日

第7回 食事

たこ焼き.jpg「あなたの長所は?」と聞かれるとみなさんは何と答えますか?
私は「好き嫌いがないこと」です。
食べ盛りの高校時代に寮生活したため、何でも食べれるようになり、また、妊娠するたびに今まで食べられなかった苦手なものを何故か克服していきました。不思議、、

そんな私にとって、食事の時間は、美味しいものを食べ、幸せを感じたい一時なのですが、、、、。
そんな余裕はなく、星一徹がのりうつり机をひっくり返したくなるくらい怒ってばかりです。

まず、カッ君の好き嫌いの多さ。三歳くらいまでは何でも食べていたのに、最近はイヤイヤばかり。
自分の気に入らない料理のときは、ふりかけごはんで、ごはんだけ食べます。せっかく作ったのにとガックリします。

リッ君は、何でも良く食べるのですが、たまに口に入れすぎて戻します。食いしん坊すぎて、最初から最後まで食べてます。
あと、粗噛みします。これは、一歳になる前に何でも食べたがったので、ついつい離乳食を早く進めすぎたことが原因のようで失敗したなと思ってます。

そして、お茶を自分でついでこぼしたり、醤油やケチャップをかけすぎたり、、とちょっと目を離すと何かをされてます。

あと、二人とも、お手伝いをしたがって、、、
させてあげればいいのでしょうが、、、そうすると大変なことになるので、なかなか難しいです。
まぁ、週末、仕事が休みのときは、なるべくお手伝いをさせてあげようと思い、たこ焼きをしたり、餃子を作ったりします。
自分で作ると美味しいようで、よく食べます。

そうそう、面倒なことに、、
コッちゃんの離乳食作りがスタートしました。
すりつぶし、ドロドロ状態を作らなければいけないので、時間がかかります。
その間、リッ君がお味噌汁をひっくり返したり、とハプニングが後を絶ちません。

なんだか、毎日、すさまじい食事光景です。
いつになったら、優雅な食事が送れるのかなぁ、、、

(ワイ)

投稿者 Kosodate : 17:11 | コメント (2)

2008年01月21日

第6回 母乳育児

現在、6ヶ月のコッちゃんを、私が仕事に行っている時はミルクで、家にいるときは母乳で育てています。
さすがに朝から夕方まで母乳を飲ませないとおっぱいが張って仕事にならないので、お昼休みに育児時間を30分もらい、授乳のために家に帰っています。

3人目ともなり、順調に母乳がでて、楽しくやってますが、最初は母乳育児にかなり苦しみました。ちょっと育児ブルーになってた気がします。

私は、赤ちゃんの時、ミルクで育ちました。母の産後の状態が悪く、母乳を飲ませることができなかったそうです。
だから、母親になるまでは、母乳が出なければミルクで育てればいいやと思ってました。

でも、いざカッ君を産み、母親になってみると、不思議と、母乳で育てたい!いや、育ててみせる!(意地??)なーんて気持ちになってきました。

でも、母乳で育てること、それは私にとっては、簡単なことではありませんでした。

まず、夜中の授乳。
赤ちゃんって、朝まで眠ると思っていたので、何度も起きることにびっくりしました。
授乳して、おむつ替えて、さぁ寝るぞと寝たら、すぐに「ふぇー」という泣き声が。
うそ!また起きたの??いつになったらゆっくり眠れるんだろう。

そして、授乳回数の多さ。
生まれてすぐの頃は、1時間毎に欲しがり、ちょっと飲んでは寝ての繰り返し。
授乳することがおっくうでたまりませんでした。

あと、食事制限。
桶谷式のおっぱいマッサージに通っていたので、お菓子だめ、乳製品だめ、お肉だめ、コーヒーだめの厳しい食事制限は、食いしん坊の私には、かなり辛いものでした。

極めつけは、乳腺炎。
40度近い熱が出て、痛くて半泣き状態でした。
飲ませるたびにズキズキして、なかなか治らずに苦労しました。

そんなわけで、一人目カッ君のときは、楽しいなんて思えなかった母乳育児ですが、二人目リッ君になり、授乳するたびにひしひしと愛情が芽生えてくるように感じました。
おっぱいが詰まっても、とる技を覚え、食事を気にしなくなりました。

そして、三人目コッちゃん。
夜中に何度起きても、はいはい、よしよしと思えるようになりました。もちろん、食事は何でも食べています。
不思議と詰まることもないようです。
授乳し、こくんこくんと飲むコッちゃんを愛おしく感じます。
うん。楽しいかも。

こんな調子でいまのところ順調な母乳育児、あとは断乳の時期をいつにするかということです。
これは、かなり悩んでます。
4月から保育園にいれるつもりなので、お昼休みに授乳できなくなるので、乳腺炎が心配なのです。
断乳するなら、3月から準備しないといけないかな。
でも、まだやめたくないなぁ、、という思いもあり、そのはざまで揺れています。

ははは。順調といいながらも、まだまだ、悩みはつきないものですね。

(ワイ)

投稿者 Kosodate : 10:05 | コメント (7)

2008年01月18日

第5回 しつけ

日々、叱ってばかりの私。
私が毎日使う言葉ランキングでおそらく「ダメ」が上位を占めるであろうと確信できるくらい、「ケンカして叩いたらダメ!」「おやつはまだダメ!」「コッちゃんの上に乗ったらダメ!」などなど、大きな声を張り上げています。

しかし、うちのわんぱく小坊主達は、「ダメ」と言われても、決して聞き入れてはくれません。
ふぅ、、もう、なんで何度言ってもわからないんだ!!としまいに、ぶち切れて、ついつい手がでてしまいます。

先日、パン屋さんに行った時のこと。
たくさんの美味しそうなパンを触りたくてうずうずしているリッ君。
「触ったら絶対ダメよ!」
しかし、そのうち、私の目を盗み、リッ君は一個のパンをにぎりしめてしまいました。
はっと気づき、「こら!」の声と同時にげんこつでリッ君の頭を3回叩きました。
周りのお客さんのびっくりした顔。
しまった、やりすぎたかも、、リッ君はかなり号泣してました。
慌てて、買うつもりのなかったパンを買い、すごすごと帰りました。

ついつい、カッとなってしまった出来事でした。
口で言ってもわからないなら、、、と。
叩きすぎたかなと少し反省です。

どの育児書を読んでも、叩いたらダメと書いてあります。
でも、なかなかそうはできません。
しつけは、難しいですねぇ、、どうしたら、「だめ」をわかってくれるんだろう、、

「リッ君、だめよって言ったでしょ。わかる?」なんていう余裕ができれば、やさしい母親になれるんだろうなぁ、、
まぁ、当分、いや、ずっと無理でしょう。

(ワイ)

投稿者 Kosodate : 09:54 | コメント (3)

2008年01月15日

第4回 ケンカ

ケンカ.jpg兄弟ゲンカが日に日に激しくなってきました。
ケンカの原因は、ほんとくだらない事ばかり。
おもちゃやお菓子の取り合いだったり、見たいDVDの意見が合わなかったり。
写真は、どっちが先にコッちゃんに赤ちゃん煎餅をあげるかでケンカが始まったところです。

はじめは、口げんかですが、大体リッ君の方が先に手を出します。
仕返しをするカッ君。
気付くと叩き合いのケンカになり、リッ君が泣き出します。

リッ君は、自分がいかに叩かれたかを泣きながら上手に訴えるので、ついついカッ君が怒られるはめになります。
うーん、恐るべし、次男。

カッ君は、始めは、手加減して叩いたりしている様子も見受けられるんだけど、、ヒートアップしてくるらしく、最後は本気で叩きます。
本気を出されるとやはりカッ君が強いです。

ただ、リッ君、最後まで負けん気は強く、私に隠れながらも、攻撃の手を緩めません。
いつの日か、強者が代わるかも、、そんな予感すらします。

ケンカが激しくなると、隣で転がされているコッちゃんにまで、被害が及ぶこともあり、いい迷惑です。

まぁ、ケンカするほど仲がよいとも言いますね。
確かにケンカしても、すぐに仲良く遊んでます。
来年あたりは、コッちゃんも交えてケンカしてるんだろうなぁ、、、
これから、どんどん激しくなっていくんだろうなぁ、、と思うとちょっと気が遠くなります。
兄弟仲良くが理想ですね。

(ワイ)

投稿者 Kosodate : 15:59 | コメント (2)

2008年01月11日

第3回 病気

吸入.jpg風邪やインフルエンザが猛威をふるうこの季節。
日々、誰かが病気になっています。

長男カッ君、次男リッ君は小児ぜんそくをもっているので、風邪をこじらせると、咳がひどくなり、夜中何度も目を覚まします。
現在、リッ君が39度の高熱を出し、保育園をお休み中です。

カッ君の場合、咳をすると、おなかが痛くなります。
はじめは、ただの風邪でおなかが痛いのかなと思ってました。
でも、あまりに痛がるので、救急病院に連れて行くと、「ウィルスのせいですね。」と言われ、後日、かかりつけ医に連れて行くと、ぜんそくになり、咳のしすぎで横隔膜が痛いことが判明しました。
先生から「救急病院は誤診だったね。でも、次の日に、かかりつけ医に見せないお母さんが悪いよ。小児ぜんそくの典型的な症状だよ。」と怒られてしまいました。
ががーん。かなり、ショックでした。

そんな悲しいエピソードもあり、また、これから春先にかけて、ぜんそくはひどくなるらしいので、ついに、吸入器を買いました!
2万円弱と高価ですが、寝る前に吸入すると、少しは楽になるようなので、買ってよかったなと思いました。

病気になると、いつもはうるさい我が家が静かになり、それはそれで、さびしいものです。
やっぱり、元気が一番!ですね。

(ワイ)

投稿者 Kosodate : 13:28 | コメント (5)

2008年01月09日

第2回 トイレトレーニング

今一番の悩みといえば、トイレトレーニング。
2歳9ヶ月になるリッ君のトレーニングが、なかなかうまくいきません。

寒い季節なので、トイレに行く回数も多く、また誘っても「まだ出ない」「イヤイヤ」と行かずに結局間に合わないパターンばかり。
思うように進まず、ついイライラして、叱ってしまいます。
でも、叱っても全然効果はなく(ヘラヘラと笑ってます)、、、ふぅ、、私の一方通行です。

長男カッ君のときは、「トイレに行けたら、アンパンマンのパンツをはけるよ。」で、ピタッと失敗しなくなったのですが、その作戦はリッ君には効果なしでした。

ふぅ、これは先が長くなりそうです。
オムツが取れたら、ゴミも減るし、育児もぐんと楽になるのになぁ。
3歳までには取れたらいいなぁ。まぁ、気長に頑張ります!

(ワイ)

投稿者 Kosodate : 21:47 | コメント (4)

2008年01月05日

第1回 はじめまして

はじめまして。
1月を担当することになりましたワイです。

現在、5歳の長男カッ君、2歳の次男リッ君、6ヶ月の長女コッちゃんのママをしています。
フルタイムで仕事をしているので、カッ君とリッ君は保育園に行き、コッちゃんは私の母に見てもらっています。
また、料理以外の家事は苦手で、好きでもなく、母親業務にはあまり向いてないように感じます。

こんな私が育児をしてから5年半、毎日が慌ただしく過ぎていく中で、いろいろな事で悩みました。
その悩みをこのコラムで書いてみようと思いますので、よろしくお付きあいくださいね。

(ワイ)

投稿者 Kosodate : 09:29 | コメント (4)

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