« 第3話 幸せなワーク・ライフ・バランスのために | メイン | 「我が家の子どもたち」 »
こんにちは!ワーク・ライフ・バランスについてのコラム、シリーズ最終回では“幸せなワークライフバランス”について考えてみたいと思います。
皆さんにとって“ワーク・ライフ・バランスが充実している姿”はどんな感じでしょうか。おそらく頭の中のイメージはそれぞれ異なっているものの、“自分自身が満足している姿”であることは共通していると思います。では、その満足度はどうやって図るのでしょうか。
私は年に2回、地元の大学でワーク・ライフ・バランスについてお話させて頂くのですが、必ず“人と比べない”ということをお伝えするようにしています。というのは、自分のおかれている環境、家族、持っている才能、人脈といった資源が同じではない他人とは、比較のしようがないからです。唯一比べられるものがあるとしたら、それは前述した資源が同じである過去の自分だと思います。昔と比べてどれだけ成長出来たかを振り返ると同時に、目標通りに進めているかの確認もできます。大学の授業では、将来どんな風に働き、どんな風に暮らしていきたいのか、そのためにはどう工夫したらいいのか。そういった内容を話しています。
今回テーマにした“幸せなワーク・ライフ・バランス”。そもそも幸せかどうかの満足度を計る数値がありませんので、結局のところ自分自身の心が決めるものだと私は考えています。例え国や企業がどれほど働きやすく暮らしやすい制度を用意してくれたとしても、自分流に工夫しなければ活かされないままかもしれません。逆を言えば、自分の活用次第で何とかなることが多いのも事実です。将来像を具体的に描き、自分自身で工夫を重ねていくことが、幸せなワークライフバランスへの第一歩です。ぜひあなた自身の一歩を踏み出されて下さい。
最後までお読み頂きまして本当にありがとうございました。心より感謝いたしております。
(小川美里)
投稿者 Kosodate : 2013年06月03日 09:28
ワーク・ライフ・バランスについて、今回いろいろと考えさせていただきました。
ありがとうございました。
最終的には、‘自分’…なんですね。
確かに、「自分の思いと違うからダメだ」では、前に進みませんよね。
以下に工夫していくか…はい、いつも心がけていきたいと思います。
投稿者 梅雨の晴れ間 : 2013年06月04日 13:05