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第2話「幸せなワーク・ライフ・バランスのために」

2013年03月22日

 こんにちは!ワーク・ライフ・バランスについてのコラム、シリーズ第2回目は“子どもが病気になったら”です。

 ワーキングマザーなら誰しも1度は悩む子どもが病気の時の対応。よく話に聞くのは、「仕事は休みづらいし、かといって人に預けるのも子どもが可哀想。」という、いったりきたりする気持ちです。皆さんはどのようにして対応されていますか。

 私は勤務先でワーク・ライフ・バランスを担当して8年目になりますが、両立がうまくいっている人たちにはある共通点があるようです。それは職場でも家庭でもコミュニケーション上手であること。これらは実は、意識すれば誰でも身につけることができます。
 具体的に言いますと、職場では日頃から可能な範囲で自分のプライベートについて意識して話すようにします。例えば、子どもの成長(言葉を覚えたなど)や保育園の行事など何でも構いません。これにより親近感を持ってもらうことができます。そしてそれらとは別に、必ず伝えておくべきことがあります。それは、急に休む可能性がある場合です。例えば、子どもの状態がいつもよりも少し変だと感じた時や園でインフルエンザが流行しているといった時。予め想定できることを上司や同僚に伝えておくことで、周囲にとっても“もしも”への備え方が違ってくるのです。更にもう1つ。子どもが病気になったからといって最初に自分が休むのではなく、まずは病児保育や家族・親戚、ベビーシッターなど周囲の支援や制度を利用し、それらも難しい時(病児保育に空きがない、制度が利用できない)に自分が休むようにします。これにより子どもが病気になった時に仕事を休む回数がぐっと減ります。そしてリスク管理から職場での信頼も深まり、結果として仕事の休みづらさの軽減へと繋がっていくのです。
 もちろん、家庭でも情報提供は念入りに。夫婦で仕事の繁忙期や出張などの予定を共有しておくことで、どちらかだけに負担がかかることもぐっと減ってきますのでお試しいただけたらと存じます。

 次回は、企業や地域の支援についてです。
(小川美里)

投稿者 Kosodate : 2013年03月22日 10:06

コメント

なるほど、日ごろのコミュニケーションづくりですね。

なんとなく、

「プライベートなことは、職場に持ち込まない方がいいかな…。」

っていう意識がありましたが、

逆だったのか…

確かに、コラムを読ませていただくと、その通りですよね。

よし、コミュニケーションづくりを地道に頑張ります。

投稿者 何もしていない夫 : 2013年05月04日 13:02



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