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息子が生まれてからは、おっぱい→おむつ→ねんねの繰り返しであっという間に一日が過ぎていきました。「家事なんてとんでもない!」日もあれば、「今日は協力的なのね。」という日もあり、私の思うようなペースで進まない毎日。何もできない時は割り切って、「今日は何もしない日」と自分に言いきかせ、四六時中、息子を眺めていました。しかし、うちは、悲しいかな親と同居しているわけではないし、家政婦さんがいるわけでもないので、何もしなければご飯も出てきません。おっぱいをやればやるだけお腹は減るので、とりあえず腹もちがいいように毎日玄米を大量に焚き、粗食ですが一日6食ほど腹いっぱい食べられることに感謝しながら日々を送りました。息子が4、5カ月頃、私が食べているところをじ〜っと見つめ、よだれを出していましたが、離乳食という未知の世界に足を踏み入れることを恐れた私は、「まだまだ君には早い」とつぶやきながら、息子の食べてみたいよのサインを先延ばしにしていました(苦笑)。
これはやばいと息子も体で悟ったのか6か月頃、歯が生え始めてしまったので離乳食を開始しました。夜な夜なお粥や野菜ペーストを作っては冷凍し、なくなってはまた作り置きをし、どれだけ近代家電に恩恵を受けたか言うまでもありません。それでも、ゆっくりゆっくりと彼の離乳食を進めていきました。しかし、徐々にステップをあげていっても、息子はあまり食べる方ではないようです。私の意気込みもだんだん尻すぼんでいた頃、事件は起きました。9〜10カ月頃、いつもながら小食ではあるものの夕食をすませ、お風呂も入り、絵本かごろごろ遊びかの時間帯なのに息子がいない。しかも、いつもうるさいくらい喋っているのに静かなので「おかしいな〜」と思いながら人の気配のする方へ・・・・すると
食べておりました。電源は切っていたものの、余熱で熱かったであろうに、
それにもめげずそれはそれはおいしそうにパクパクと。この事件を機に、彼のご飯はお粥さんじゃなくなりました。
今でも、おっぱいが主であまり食べる方ではありませんが、麺やパン、パスタなど試してみるもののかたくなに拒否。お米が大好きです。
田川地区子育てネットワーク『たんたん』/子育て市民活動サポートwill (mame)