« 第2話「今年の夏休み」 | メイン | 第4話「一人っ子倶楽部誕生?!」 »
幼稚園入園(年少)と共に何かさせようと考えました。一人でたくましく生きてもらわないといけないので、男の子なら空手をさせたい!と思っていました。
家の近くの空手の教室は「6歳から」と規定があるそうで、習えませんでした。そこで、私(初心者)が、習っていた大人のクラッシックバレエの教室で、京都から若い先生が来ました。おかげで、その先生のご厚意で4歳からだったのが、3歳から習うことが出来ました。
11月の市文化祭・3月の教室発表会に向けて、よく泣き・よく怒られました。でも、観客の拍手に迎えられて、カーテンコールで出てくる姿を見ていると私の方が感激しました。
バレエ教室を通じて、いろんな人と知り合いになりました。貴重な財産です。体験レッスンの時、息子の顔を見て、「この子、知っている!」と、隣のクラスの年長さんが幼稚園の息子の様子やバレエ教室の段取りを教えてくれました。地元地域の話をしてくれた整体師さん。「(息子の育児に対して)意見は、たくさんあるけど、お母さんは1人よ!」と、今も親身に相談にのってくれる元保健師さん。発表会の化粧をしてもらったお兄ちゃん達(兄弟)は、女子の中に男が1人でも大丈夫!と言ってくれました。理想の息子像です。
息子が5歳になり、引越をして週末に入るタウン誌と街角にある地域地図で近くに空手教室を見つけました。クラッシックバレエの優雅な音楽・百貨店化粧品売り場のような香水の匂いから、一転、ドラマや漫画に出てくるように「押忍!」の返事・これが男の世界だ!!私も膝が悪くなければ、入門するのになあ〜と思いました。
「押忍!お願いします」「押忍!ありがとうございました」の大きな声の挨拶が出来ず、型は遅れて付いていき、組手は棒立ち・相手を見ずに姿見の自分の姿に酔いしれていました。なんとか出来るようになるのに1年かかりました。
4月生まれの同級生と1月生まれの息子を比べると、月齢9か月の差は、ありすぎて比べようがありません。だから、どうして出来ないのか?と怒るのではなく、息子のペースがあり、早くて6か月・遅くて1年で出来るようになったらいいなあ!と思うことにしたら、気持ちが楽になりました。
バレエでは、あんなに泣いていたのに、空手では、未だに泣いていません。強くなりました。去年は、年中で1番年下。皆が手加減してくれた組手でしたが、今年は、年長。4月から兄が習っている弟(年中)さんがたくさん入門してきました。日頃、友達は家でも組手の練習?兄弟喧嘩?をしているのか、パンチや蹴りが強くなりました。痛みを覚えてしまったようなのでちょっと空手に行くのが嫌!と言う日が出てきました。そろそろ昇段審査や大会出場の話が出てきました。「前!前!前!」私と息子の空手の時の合言葉です。早く色帯になれるといいね。
(けんちゅけ)
投稿者 Kosodate : 2011年09月16日 13:14
新しい環境で親子で頑張っていますね!
小さいころは、月齢の差はありますが、大きくなるにつれて気にならなくなりますよ!
それぞれの子どものペースがあるということ、わたしもコラムを読んで改めて思いました♪
投稿者 パンダ : 2011年10月17日 15:57