ふくおか子育てパーク

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第3話「出逢いの時間(とき)」

2011年05月11日

 今回はそれぞれの出逢いについてお話します。主人と結婚したことや子どもと廻り合えたことです。この世に命を授かった時から、親子の出逢いがあり一生続きます。出産したときから「生まれてきてくれてありがとう。」と本当に心の底から子どもに感謝しました。〜ここからスタート〜原点はここにあると、今、文章を書きながら思い出しました。

 結婚当時、第一子を出産後一歳になるまで借家に住んでいました。近所に、ちょうど同じ年齢の子どもを育てていらっしゃる人が二人いて、色んなことを教えて下さいました。初めての子育てで何もわかりません。マニュアル本を何冊か持っていても書いてあるようになりません。どうしていいかわからない私に、近所のお母さんが強い味方でした。予防接種、病院選び、離乳食などアドバイスをしてもらい、とてもありがたかったです。だから、マタニティーブルーには全くなりませんでした。

 第二子、第三子の出産からはアパートに移ってからの子育てが始まりました。たまたま同じアパートに母親も同じくらいの年齢の人ばかりで、その当時のアパートにいる子どもの人数が12世帯いて、24人もいるにぎやかな環境でした。子どもの年齢もほぼ一緒で、アパートの敷地内に小さな公園がありました。
一日中しっかり遊ぶことができ、遅めの昼食をとってお昼寝もしっかりしてくれました。子どもが大きな声で泣いても理解してくれて、用事があるときは預けたり、預けられたり。全てが『お互い様』でした。
やはり、ここでも子どもの病院や幼稚園・小学校の事、どこのスーパーが安いか、おかずのレシピから、主人の実家のことまで・・・いろいろな情報k交換の場所でした。アパートって、小さな子どもの子育てのときはとても役に立ち、その時お世話になった方々には、今でも感謝しています。

 長男が小学校に入学する際、家を建てて自宅を構えました。自宅の周りは、自然がいっぱいで男三兄弟にとっては、とても遊び甲斐のある素敵なところです。長男が通う小学校は校舎が平屋で、運動場も広く、校舎の裏には小川が流れていてホタルが出るところです。二男が通う幼稚園も小学校と同じで、桜の木や、渋柿の木、畑や丘があり、子どもがのびのびと走り回れました。振り返ると、子育てをする環境にそれぞれの出逢いがありました。

 長男が12年間皆勤したことはお話しましたが、いつも順調にいったとは限りません。小学校一年生の一学期、体調が悪く、午前中病院へ行き点滴を受けるとすぐに回復。その時はお昼近かったのですが、担任の先生に電話をしたところ「来てください。お待ちしています。」と優しい一言に、親も子どもも嬉しくなりました。勉強だけではなく、生きる力やたくさんの道徳を教えて下さる先生方に出逢い、今、子どもたちはたくましく育っています。

 地域の人に見守られ、いつも声をかけてくださいます。親が未熟な分、周りの人から助けられていることを感じます。だから、出逢いを大切にし、人とのつながりを持ちたいと思います。そうやって子育てを頑張っていこうと思います。

投稿者 Kosodate : 2011年05月11日 10:25

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