ふくおか子育てパーク

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第2話 “育活”を楽しむ (たいせいのパパ)

2009年09月10日

 「婚活」がブームみたいですね。男女の出会いを手助けするイベントも各地で開かれているようで、雑誌やテレビでこの言葉をよく目にします。「合コン」と呼ばれるものがさらに発展したようなものでしょうか。単なる出会いの場ではなく、生涯をともにできるパートナー探しへ。テレビドラマにもなったようで、今年の流行語になることは間違いなさそうです。このブームに乗り、世の中の婚姻率が増え、それに伴い出生率が増えてくるようになれば、ドラマの続編のタイトルは「育活」とでもなるのでしょうか。さて、そんな我が家の出産と子育てに関する“育活”はというと…。

 我が家は妻と息子の3人暮らし。息子は2008年1月4日に生まれました。私の妻は島育ちで、里帰り出産でした。1月末の出産予定が諸事情により、お医者さんの判断で急遽、早めに産ませることになりました。年末年始を妻の実家で過ごした後、まだまだ生まれてくるまでは日数があるからと、自宅に帰っていた私は1本の電話により連れ戻されることに。出産に間に合うかどうか、それよりも妻の状態は大丈夫か、生まれてくる子どもはどんな顔をしているのだろうか…。私の心は不安と父親になるというワクワク感で、いっぱいになっていました。私が病院に着いたときには、すでに分娩室の中。どれくらい待ったでしょうか。生まれたばかりの赤ちゃんが、助産師さんに抱き抱えられて出てきました。しっかりとしがみつき、肌は赤々としていて、まだぼんやりとしか見えていないであろう外の世界を不思議そうにキョロキョロと見ていました。

 その息子も1歳8か月を迎えました。赤々としていた肌は、両親の遺伝を受け継ぎ「男の子にはもったいないくらいの色白だねぇ。」と言われるようになりました。

 子どもが生まれたとき、これから起こりうるであろう、いろいろなことを考えました。夜泣きで起こされること、急な病気で病院へ連れて行かなければならなくなること、妻が育児ストレスで悩んでしまうかもしれないこと、子どもが物を壊すこと。自分の趣味を始めとした行動もこれまでどおりの自由が利かなくなることなど。そんなこともあり、育児においてストレスを感じてしまうようなときがあっても、客観的になって、これが育児だなぁと理解して楽しむようにしています。

 ついマイナスの部分ばかりを思いがちになっていましたが、子育てをしてみないと実感できなかったことも。朝出かけるときのこと。いつの頃からか、まだ言葉もしゃべることができない息子が、悲しそうに見送るようになり、玄関まで来ては両手を広げて抱っこを求めてくるようになりました。家に帰ると玄関まで笑顔で走って迎えに来てくれる。寝ている私のお腹の上に馬乗りになって、ゲラゲラ笑う息子がいる。なんだか父親として認められているようでうれしくなります。

 子育てには予測できない出来事がたくさん溢れていて、おもしろいものだと思います。我が家の“育活”にはこれからどんな展開が繰り広げられていくのか楽しみです。
 
(たいせいのパパ)

投稿者 Kosodate : 2009年09月10日 13:50

コメント

そうなんですよね!

予測不能の出来事がたくさんありますよね!

寝ている時に、なんだか夜中にカチャカチャ・・・音がして、なんだろうと思ったら、枕もとに置いておいた私の眼鏡を当時7か月の娘がお座りして、必死でなめていました。普段なめられないので、夜中にこっそりやったのかと思うとおかしくて(^^)

投稿者 ブルーベリーベーグル : 2009年09月15日 16:49



この間、朝起きたらテーブルの上に子どもの靴が置いてありました。どうやら息子が夜中に起きて置いたみたいなのですが、いつもは何でもかんでも荒らしっぱなしなのに、なぜかきれいに揃えて置いてあったのがちょっとおかしかったです。

投稿者 たいせいのパパ : 2009年09月16日 15:28



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