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前回は、三人の子育てについて、特に一人一人が自分を認め愛せる人に育ってほしい旨を述べました。
今のところ、わが家の三人は、それぞれ「自分が一番ママに愛されている」と信じている様子。それぞれが友達のお母さんに「ママは私が一番好き」と言っているそうです。
ちなみに、「パパは平等」だと納得しているようです。ですが、子ども達には、「あなたは可愛い。大事。」と言っておきながら、私自身は自分を後回しし、軽んじていると、最近気が付きました。
特に反省したのは、自分の健康を軽んじていたことです。夫や子どもの食事には気を使うのに、自分のは(栄養が)適当。病気になっても点滴を一時中断して子どもの習い事の送り迎え。ギックリ腰のときも気合いで立ち上がり、遊びに連れて行きました。無理が効くうちはいいのですが、高齢になった時のことを考えるようになりました。きっかけは、末っ子が「ママがおばあちゃんになったら、私が車イスを押してあげるね」と言い、真ん中が「自分が押す!」とケンカ。上の子が「では、自分がお金を稼いでママにあげる」という会話です。
「ママはね、子どもに負担をかけたくないの。ずっと元気でいて、孫の世話して、ある程度の歳になったらポックリいくの!」と私。新聞やニュースで「老老介護」の問題が取り上げられる度、子どもに自分の介護をさせたくないと思う。経済的にも精神的にも歳をとっても自立し、いざという時には子どもを助けることができる状態でありたい…とは、私だけでなく、子を持つ親共通の願いではないでしょうか。
ぜひ、元気いっぱいのおばあちゃんになるため、自分も自らを心身共に大切にしていきたいと思います。
「身」の部分は、自分の健康にも留意すること。
「心」は、母親としての自分と母親以外の自分の両方を大切にすることだと思います。
現在の私は、4歳の末っ子一人を連れて歩いても、「上にも子どもがいます」という貫禄があり、世話好きなおばあちゃま達に声をかけられることはありませんが、一番上と真ん中の子が赤ちゃんの頃は、スーパーや街角で、見知らぬおばあちゃまに、「今は大変だけど、一番良いときよ〜」「子どもはすぐにおおきくなっちゃうからね〜」等とよく声をかけていただきました。当時は、これらのメッセージを額面通りにしか受け取れませんでしたが、今では『子育てって素晴らしいわよ。母親業って尊いのよ』ということを教えて下さっていたのだと気が付きます。今さらながら感謝です。
前回、子どもに伝えたいメッセージとして『あなたは高価で尊い』を挙げました。このメッセージを母親である自分にも贈りたいし、読んで下さっているお母さん達にも贈りたいと思います。
(haya)
投稿者 Kosodate : 2009年05月21日 13:00
はじめまして。
hayaさんの今回のコラムに「そうそう!」とうなずいてしまいました。子ども達のことがまず先で、自分は一番後回しなんですよねぇ。最近では6才の子どもに「お母さん、ご飯食べて」って心配されてしまう始末。自分を大切にしたいですね。
投稿者 つぅ : 2009年05月30日 14:55