ふくおか子育てパーク

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2008年07月29日

第4話 「大切なもの」

08-07-28_17-55.jpg こんにちは。早いもので、8月1日には私の赤ちゃんも100日目を迎えます。『百日』のお祝いには、ひいおじいちゃんやひいおばあちゃんも呼んで、みんなで祝おうと思っています。第1話の中でもお話ししましたが、私の夫は外国人。ですので、赤ちゃんのおじいちゃん、おばあちゃん、それから沢山の親戚の方達が日本とは正反対のお国に住んでいます。『百日』のお祝いの時に撮る写真、手紙、そして日本からのお土産を沢山送ろうと思っています。

 毎週土曜日になると、おじいちゃん、おばあちゃんから、インターネットを通してTelがかかってきます。初孫ということもあり、2人の顔は、くしゃくしゃの笑顔になって、話しかけたり、歌いかけたりしてくれます。(カメラがついているので、お顔もばっちり見ることができます) 赤ちゃんにとって、家族は2つの遠く離れた国にいます。パパとティーママは、日本で知り合い、結婚したわけですが、もちろんパパの故郷は外国にあります。やはり、パパも故郷の空気を体いっぱいに吸収したくなる時もあるでしょう。それから、可愛いい可愛いい自分の孫を、おじいちゃんおばあちゃんも抱っこしたいことでしょう。いくら機能抜群のテレビTelでも、肌のぬくもりを感じることはできませんからね。そして、私の赤ちゃんにとってもパパの故郷で生活することは、沢山の動物や植物と触れ合い、様々なことを経験することによって、大きな成長につながることでしょう。きっと、心の優しい素直な子に育ってくれることでしょう。是非私の赤ちゃんにパパとママの国が違うからこそできることをできるだけ多くさせてあげたいと思っています。どうしても「子育て」っていうと、大人の都合に合わせてしまいがちですが、丁寧と根気強さが大切だと思っています。

 私たちはほとんどの人が、毎日同じ生活を繰り返しています。決められた道を歩くだけでは、つまらないような気もします。暗い森の中に迷い込んだり、それをぬけるとキラキラ光る夏の海が目の前に広がっていたり、雨あがりに虹が出たり。私にとって、外国での生活に足をふみ入れるのには、大きな大きな勇気がいります。でも、これから素敵な子育てできるように、様々なことにチャレンジしながら、パパと前へ前へ、すすんでいこうと思います。幸せをつかむために!

 7月、あっという間でした。コラムを読んで下さったみなさん、どうもありがとうございました。

(ティーママ)

投稿者 Kosodate : 13:49 | コメント (1)

2008年07月16日

第3話 「ブーム for 赤ちゃん」

080714.jpg 7月半ば、庭の木々にも夏がやって来ました。「ミーンミーン」と鳴くせみの声を聞くだけで、暑さが増すような気がしますが、「これぞ夏!」といった元気の良さも感じます。
 今、赤ちゃんにとって、3つのブームがあります。1つ目のブームは、「扇風機」。一番気持ちがいいのは、やっぱり窓から入ってくる自然の風ですが、ぴたっと止んでしかも気温が高いと、赤ちゃんも暑くてたまらない様子。そこでティーママは、腕まくりをして、1年間眠っていた扇風機を雑巾で磨き上げました。赤ちゃんが眠っている間、同じ位置にずっと風があたるといけないので、扇風機の首を回しながらスイッチON。お腹も冷えるといけないので、小さく折りたたんだハンドタオルをお腹の上にポンとのせます。ハンドタオルを2回折りたたんでも体がすっぽり入ってしまう、とても可愛いです。
 2つ目のブームは、「パンツ」。なかなか新生児用のミニサイズのパンツは売っておらず、90や100を少しぶかぶかながらもはいています。おばあちゃんがお出掛けしては、「はい、おみやげ」と言って、ハートのパンツや動物柄のパンツ、さらには色違いの物まで、盛沢山買ってきてくれるので、失敗が多い日でも安心。じっとしていても汗ばむ位に暑い夏。おむつに何回もおしっこするとおしりが赤くかぶれてかわいそうですものね。1日、また1日と日がたつにつれて、大分パンツがおしりにフィットしてきて、なかなかきまっています(笑)。
 3つ目のブームは、「蓙(ござ)」。い草の何とも言えない昔なつかしい香りと、居心地の良さ。もちろん、蓙の上には、パンツ1枚で眠る赤ちゃん。おしっこを失敗しても下までぬれてしまわないように、布おむつを敷いて、おしりだけその上にのせて、寝かせています。赤ちゃんにとって、このブーム1・2・3が揃えば、おっぱいの時間も忘れて、ぐっすりと眠ってしまいます。
 大体1時間位経つと、「グー」と言って、体を伸ばします。その瞬間を見逃さないのがおしっこ成功のカギ!おまるですっきりした後は、何事もなかったかのように再び眠りの中へ…。
 気持ち良さそうに大の字になって、すやすやと寝息をたてて眠る赤ちゃんを見て、幸せを胸いっぱいに感じるティーママでした…。

(ティーママ)

投稿者 Kosodate : 16:40 | コメント (2)

2008年07月09日

第2話 「何にでもトライ!」

080708.jpgこんにちは。ティーママです。
5月半ばに入り私の赤ちゃんが生後2週間を過ぎた頃。。。
おばあちゃんから赤ちゃんに何やらプレゼント。。。そのプレゼントはなんとくまさんの絵がついたおまる。もらったその日から早速トライしてみました。おまるの上で赤ちゃんの身体をママの腕にのせて足を抱えてあげて「シ‐シ‐」と繰り返していると、、、チョロチョロとちゃんとおまるの上で成功することが出来たのです。「わぁ‐お利口さんねぇ。上手上手」と思いきり褒めてあげると、まだまだニッコリ笑顔が難しい赤ちゃん。でもクリッと開けた可愛いおめめからは、すっきり気持ちの良さそうなご機嫌な様子が伝わってきました。

赤ちゃんにとっても大人と同じように不快や快の感覚があります。特に言葉で伝えられない赤ちゃんにとっては、おしっこが出て濡れたおむつをしていることは気持ち悪くてしょうがないでしょうね。(特に布おむつを使っているので…)
「赤ちゃんは、ぐっすり眠って目が覚めると直ぐにおしっこするから、体を摩ってあげた後おまるの上で抱えてあげるとちゃんとするよ」とおばあちゃんが教えてくれたので一日に何度もトライしています。そしてついに6月15日生後53日目パンツデビュー!布おむつはお風呂あがりだけで頑張っています。(夜中は熟睡出来るように紙おむつ)
時々お布団やパンツにおもらしするけどOK!

これから夏にかけてますます暑くなるこの季節。赤ちゃんをおしりかぶれから守るためにティーママは毎日パンツとおまるにトライしますよ!慣れない手つきでありながらも一生懸命手伝ってくれる優しいパパと一緒に(^-^)

(ティーママ)

投稿者 Kosodate : 11:20 | コメント (2)

2008年07月02日

第1話 「HAPPY BIRTHDAY!」

080701.jpgこんにちは。7月のコラム担当のティーママです。よろしくお願いします。
4月に赤ちゃんが誕生した日から毎日が新しく感じます。赤ちゃんの産声が聞こえた瞬間 パパとママの誕生の瞬間でもあります。。。赤ちゃんの姿を見た瞬間「かわいい」という言葉が自然と口から滑り出してきました。
出会い。この世の中出会いに満ち溢れています。

パパは生まれも育ちもママが育った日本とは違う外国人。最近考えさせられていることは我が子のため パパのため それからパパの家族のためにも外国でとりあえず1年間生活を送ってみようかと。ママは言葉に対して不安があるけど。(行ってしまえば何とかなるかな) たくさんの人や動物自然に触れさせてあげたいと思っています。子どもの脳はスポンジのように柔らかくてなんでも吸収してしまうと聞いたことがあります。だからいろんな経験をさせてあげたいな。

そのためにもママは勉強頑張るぞ!パパが毎日赤ちゃんに母国語で話しかけているのを聞きながら少しずつ覚えようと努力しているティーママです。

次回は赤ちゃんの成長ぶりをお話ししますね。

(ティーママ)

投稿者 Kosodate : 09:13 | コメント (2)

2008年07月01日

歌にのせて

今、私の携帯電話の着信は小田和正さんの「たしかなこと」、メールの着信は同じく小田さんがLGYankeesとコラボしている「Dear Mama」です。

「たしかなこと」を聴いたとき、その歌詞にさまざまな想いが重ね合わさり、心に響き、染みわたり、思わず涙が出そうになりました。

(※本当は歌詞を紹介したかったのですが、著作権にふれるので書けません。よかったら検索してみてください。)

一つひとつの言葉が、自分と子ども達の関係に重なり、優しいメロディーと共に心を包み込んでくれました。
子ども達にこんな想いを伝えたいなぁと思っても、ストレートに自分の口から自分の言葉で伝えることはなかなか照れくさくてできませんが、さりげなく歌として口ずさむことだったらできます。
だから、携帯電話が鳴るたびに、サビの部分を一緒になって歌っています。
子ども達にはただの歌詞にしか聞こえなくても、こっそりと想いをのせて口ずさんでいるんですよね〜ふふふ(自己満足の世界にひたる・・)(^^ゞ


数ヶ月前のこと、私が小田和正さんが好きなのを知っている長男が「小田さんがLGYankeesと一緒に歌いよるばい。聞かしちゃ〜か?(聞かせてあげようか?)」と自分のケータイを取り出して「Dear Mama」を聞かせてくれました(彼は音楽をケータイにダウンロードして、いつでもどこでも持ち歩きながら楽しんでいます。さらに、そのケータイの音楽をFMの周波数に合わせて車のスピーカーから流して楽しんだりもするので、驚きです。私にはついていけない世界です・・)。

若い男性がラップに乗せて歌う歌詞は、母親に対する思いを素直に綴ったもの。

そして小田さんが独特の透き通った声で歌うサビの部分の歌詞は、母親だったら胸にジ〜ンと来てしまうフレーズがいっぱい。

(※これまた歌詞は著作権にふれるので書けません。う〜ん、残念!ぜひ検索してみてね。)

素敵な曲じゃないの〜。

大人になった息子がこんな風に思ってくれたらうれしくて、涙が出ちゃうよねぇ〜と感動していたら、子ども達が最近よくこの歌を口ずさむのです。
「Dear Mama〜♪ 」などと大きな声で歌われると、ついつい息子が自分に伝えてくれているように勝手な勘違いをして、心がほんわか温かくなります。
息子達はただ歌のひとつとして口ずさんでいるだけなので、勝手に想像して感動する私ってバカみたい・・と思わないこともないのですが、こんなたわいのない勘違いで気持ちが優しくなれ、そのあとの親子のコミュニケーションがうまくいくのなら、それはそれで素敵なことじゃないか・・とも(^v^)

いちばん最初にも書きましたが、思春期の子育ては立ち直れないほど凹んだりすることも少なからずあるものです。
しかし、起こることをあまり悪く考えすぎず、いい方向で解釈し、明るい気持ちで対処できれば、けっこう楽しめたりもするものだということも、身を持って感じているところです(そのために、自己満足力勝手な勘違い力は相当役に立つんです)。
これから先、彼らが成人するまでは、予想もつかない出来事が起こると思いますが、携帯から流れてくるこの曲を聞きながら、残り少ないであろう彼らと共に過ごせる日々の一瞬一瞬を心に刻みつつ、できるかぎり楽しんでいこうと思っています。

1ヶ月間このコラムを読んでくださったみなさん、思い切りプライベートな文章にもかかわらず、お付き合いくださり、コメントまでいただいて、本当にありがとうございましたm(__)m 

(kino)

投稿者 Kosodate : 12:00 | コメント (5)

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