ふくおか子育てパーク

« 第5話「自分自身と向き合う」 | メイン | 第2話 忙しい人にこそ社内営業と家庭内営業のススメ【社内営業編】 »

第1話 リトル・ママの立ち上げ

2008年05月01日

 私がリトル・ママを立ち上げたのは今から7年前。29歳の頃です。
 当時は、ありがたいことに20代独身男性編集長としてマスコミに取り上げられる機会もしばしば。しかし今は、「まだ独身??」と言われることしばしば…。そのお陰(?)で「何で独身なのに育児情報誌を?」と、100回は聞かれていると思います。

 前職は、広告デザイナーでした。そこで「育児物のチラシ」を手がけたのが、リトル・ママの出発点です。チラシとはいえ、手抜きはできない。少しでも良いものを作ろうと、100件ほどの幼稚園・保育園を訪問し、数多くの育児現場を見学、園長先生の話を聞きました。そのとき気になったのが「朝ごはんを食べてこない子が多い」「アトピーの子どもがものすごく増えた」といった声。世間では「キレた」「グレた」など子どもの事件が新聞紙面を賑わしていて、育児環境が子どもたちにとって良いものとは思えませんでした。
それは現在でも変わりません。

 私の両親は離婚しています。中学校一年生で別居が始まり、当時は流さなくていい涙も流しました。子どもが抱えるストレスや、「キレる」瞬間の気持ちも分かる気がします。今では私も、その頃の両親と同じくらいの年齢になり、親の気持ちも理解できるようになりました。

 私が今ここで生きているのは、ここまで自分を育ててくれた両親のお陰だと感謝することができます。その気持ちを、働いて社会貢献することで表せます。しかし、キレて取り返しのつかない事をしてしまった子どもや、犯罪に巻き込まれてしまった子どもは、そこで未来が閉ざされてしまい、親に感謝することも、社会貢献することもできません。そんな子どもを一人でも減らすことができれば…という思いから、リトル・ママを立ち上げました。

 いわば私が言いだしっぺなのですが、そんな私に共感したり、「同じ子育て世代のママとしてこんなことがしたい!」「先輩ママとして、今のママにこんな働きかけをしたい!!」という高いモチベーションを持ったママたちが集まってきました。その思いの集まりが、リトル・ママです。読んだ方が少しでも「参考になった」「一歩外に出るきっかけになった」と感じたり、あるいは「悩んでいるのは私ひとりだけじゃないんだ」と気持ちが楽になるなど、ママたちの背中を押すちょっとしたきっかけになればいいと思っています。

 だからこそ、無料配布にはこだわりがあります。ママたちがふとしたときに読めるような存在でありたいと思っています。たとえば、子どもが幼稚園・保育園から持って帰ってきた、たまたま行った病院にあった、という風に、ママが行ったところに自然に置いてあるようなシステムをとっているのはそのためです。

 というわけで、このコラムを読んだ方、どこかでリトル・ママを見かけたら、周りのママに聞こえるように「あ!!育児情報誌リトル・ママがこんなところにある!!」と叫んで取ってくださいね!

(リトル・ママ編集長 森光太郎)

投稿者 Kosodate : 2008年05月01日 14:32

コメント

森さんって、あのリトル・ママの編集長をされてるんですね。子どもが小さいのでよく参考にしてます(*^^*) 無料なのに、知りたいことがいっぱい載っているのが嬉しいです。

投稿者 若葉 : 2008年05月22日 17:19



若葉さんコメントありがとうございます!!!
その言葉がリトル・ママの「活力現」です!!!

投稿者 モリモリ@リトル・ママ : 2008年05月24日 16:29



コメントしてください




保存しますか?


Copyright© 2005 Fukuoka Prefecture. All Right Reserved.