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第2回 台湾の学校について・・・ 

2007年09月12日

黒板.jpg
日本では やっと2学期が始まってくれ やれやれ〜って感じでしょうか?
台湾ではアメリカと同じ 9月が新学期です。詳しく言うと、7月1日から60日間の夏休みだから、中途半端な8月30日が第一日目になります。
そのため地元の学校に通っている 7月19日生まれの息子は、日本ではまだ2年生だけど、ここ台湾では今月より新3年生です!!
日本でいう「早生まれ」になるせいか?日本人は台湾人より小さいのか?年中組より、ずっと一番前です。
息子の身長は 約130cm〜日本では決して小さくないんですけどね・・・
1クラスは約25人、息子の学校は6クラスあります。

台湾も日本と同様 数年前から、「ゆとり教育」 になってるとはいえ、テストや宿題がすごい・・・
なんと小学1年生から 中間テスト(国、数、英)、期末テスト(国、数、英、自然)があり、後ろの黒板に全科目の点数が貼り出され、1〜15番の順位付き!!
しかも5番以内なら賞状がもらえ、成績が悪いと補習の電話通告もあるらしい・・・


もちろん ここでいう国語とは「中国語」のことです。よく間違われるんですが、「台湾語」ではありません。「台湾語」や「広東語」や「上海語」・・・等は中国語の方言にすぎません。だから家庭では「台湾語」で喋ってるとこが多いですが、うちでは使わないので、息子も私もわかりません。
面白いことに学校でも1週間に1時間「台湾語」の授業があるんですね〜日本で「大阪弁」や「博多弁」や「筑豊弁」の授業なんて ありえないですよね〜w
そんな息子の国語の成績が 他の台湾人より良かった時は、ほくそえんでる嫌味な私>あはは・・・
そうそう〜台北市では1年生から 英語の授業もあります・・・っていうか〜幼稚園からありました。

1,2年生の時は 毎週火曜日のみ給食(1日分当たり約180円)を食べ 4時下校ですが、他は月、水、木、金は給食を食べずに12時下校・・・なんか朝7時半に出て、すぐに帰ってくるなぁ〜って感じでした。が・・・やっと3年生になり4時下校が月、火、木の3日に増え、私の時間が増えました!!! ^^;

ところで新学期が始まり、先週末学校に行って 先生やお母さん方のお話を聞いて、教育ママ!?の私にも焦りが・・・
先生曰く・・・1、2年生は幼稚園の延長で遊び、 3、4年生から本格的にお勉強開始!!、 5,6年生は中学校への準備って・・・えっっっ 3年生の息子は今からが大変らしい!!!
お母さん方は・・・宿題が少なすぎるだの、「お塾」の話に花が咲いてました〜〜〜
うちの息子はピアノ以外なにも習ってませんし〜
塾って 共働きの多い台湾家庭だから通わせてるんだって思ってたら、違うらしい・・・先生に 「学校教育って教科書の内容さえ しっかりしてれば、テストでは絶対OK〜だって私立でなければ、教科書以外からは出せないはず!!なのになんで 皆さんは「お塾」に競って通わせるの?仕事をしてるお母さんなら、宿題も見てあげる時間もない(本当に全く時間がないの?ってのも疑問ですが・・・)ので仕方ないかもしれませんが、そうでないみたい。だいたい まだ3年生程度なら、お母さんが見てあげれるんじゃないの?」って聞いてみたら、先生は「塾に通わせる必要はありませんよ〜」とは言ってるものの 「じゃ〜なんで皆さんは塾に通わせるの?」って質問には 答えてくれませんでした・・・だから 私に焦りが出るのも無理はないよねぇ〜今から「お塾」をさがせねば・・・!?

さてさて暗い話は止めにして・・・上の写真は今年6月 息子のクラス(2年生の時)に日本語を教えに行った時のものです。教室とかの雰囲気も 日本とさほど変わらないです「晨光活動」 といって、日本でいう朝自習の時 先生方が会議に行ってる間の月、木曜日に お母さん方が生徒にお話をしたり、本の読み聞かせ・・・等をするんです。
1年生の時も 5月担当で教えに行ったんですが、大好評!?のため2年生の6月にも行きました。
子供にとって 日本語(外国語)は初めて触れる言語って子がほとんどなので、学ぶというより、触れるって程度のものです。
毎回1曲 日本語の歌詞に 注音(日本語の「ひらがな」と発音記号を足して、2で割ったみたいなもの)を添えて歌うんです。曲は「きらきら星」、「ドレミの歌」、「ちょうちょう」、「むすんでひらいて」・・・等 台湾でも有名な童謡を選んでます。
子供ってすごいですね〜30分で1曲きちんと歌えるようになるんですよ〜w
あまり上手に歌ってくれるので、私もうれしくなって 黒板にいろいろ書き込んでしまいます。熱心な子は意味も聞いてくるし、家で練習してくるんです。
そして 毎回1つ簡単な単語「おかあさん ありがとう(母の日だったので)」、「さようなら」・・・等を教えるんですが、次学校に行った時も ちゃんと憶えて使ってるようです
ま〜私の方が 注意されてる「中国語」!?・・・・(汗)

今回も私のコラムを読んでいただきまして 有り難うございます。次回は 「日本の学校へ体験入学」についてです。
                                    
  
 〜謝謝〜
                                    
  
 陳さんの蒸しパン

投稿者 Kosodate : 2007年09月12日 01:18

コメント

台湾の学校の様子がとてもよくわかる楽しいコラムですね。小学1年生から 中間テスト(国、数、英)、期末テスト(国、数、英、自然)があるとは、驚きですね。日本とは違いますね。また、学校に日本語を教えに行かれているとは、すごいですね。次回の「日本の学校へ体験入学」を楽しみにしています。

投稿者 のんちゃん : 2007年09月13日 14:19



>のんちゃん様
嬉しいコメント有り難うございます。
私にとっての「えっっ」は こちらでは普通!ってことがあり、びっくりやら、私が異なってるの?って思ってしまうことが・・・
例えば・・・給食が終っての約30分の休み時間って 日本では運動場や教室での遊び時間だったのに、台湾では机の上にうつ伏せになって寝る〜の休息時間らしい・・・必ずこの休息ポーズをとって休まないといけないらしく、席を立ってもだめ!!先生に「このポーズって辛くないんですか?」って聞いても「これは休息ですから・・・」って・・・実際主人はこれが辛かったというし、息子も嫌がってます。
こういう小さいことが 日常に起こってます・・・あはは

投稿者 陳さんの蒸しパン : 2007年09月15日 07:42



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