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あまり得意でないパソコンに何とか少し馴れたところで最後のコラムになりました。
ジジババの子育て参加は、いろいろな作業や行事の中で、持っている知恵を孫に伝えられることがジジババの存在感や喜びになり、ひいては生きがいになっていると感じています。
家の中ではジジババと父母の思いのバランスを取るのがなかなか難しいなーと感じつつも、孫と過ごすことが好きなジジババは、一輪車の曲芸のように倒れそうになり、また持ち直しながら(これは、ババだけかもしれませんが。)日々を過ごしています。
「すか〜ん、あっちいって」と言われ、「もう何もしてやらん」と目じりを吊り上げて対等に言い合いをしていても、突然「○○をして」「一緒に来て」と頼られ、目じりを下げている自分に気付き、私が猫で孫は猫じゃらしかなと思うこともあります。
6歳にもなる孫が、(一番人気の)じいちゃんが、座っていれば膝にだかれ、横になっていれば手枕をしてもらい、立っていれば胸や背中によじのぼって抱っこやおぶってもらっているこの光景を見ていると、年齢相応に成長しているのだろうかと疑いたくなることもあります。また、黙って言いなりになるじいちゃんと孫を見て腹立たしくなる事もあります。
でもじいちゃんが病気になった時は一変して、孫は、体温計をもっていき、自分が病気になった時使っているヒエピタを額に張ってやり、タオルで顔を拭いてとかいがいしく看病をします。一通り終わるとベットの側にちょこんと座って、誰が誘おうとも一歩も動かず心配そうに眺めている姿はいじらしく目頭が熱くなる事もあります。
私は、この姿を見ると西郷さんの横に座っている忠犬ハチ公やもちもちの木の物語の豆太とじいさまのことを思い出します。
ジジババの子育て参加は、親とは違った目線でまた、違った関わりで関わりあえる何となくほほえましい関係でいられるのかなあと思っています。何時まで続けられるかわかりませんが、この関係が続けられる間続けていきたいとと思っています。
気まぐれコラムに一ヶ月間お付き合いくださいましてありがとうございました。
(社会福祉協議会職員 ひまわりばぁちゃん)
投稿者 Kosodate : 2007年07月01日 17:08
最終回、とても心温まるコラムを読ませていただき、ありがとうございました。日頃のおじいちゃん、おばあちゃんのお孫さんへの接し方が、お孫さんの看病の姿にあらわれているのですね。とてもうらやましい、三世代家族ですね。今までのコラム、とても楽しかったです。お孫さんのこれからの成長が楽しみですね。ひまわりばぁちゃんとおじいちゃん、これからも健康に気をつけられてご活躍ください。
投稿者 のんちゃん : 2007年07月03日 18:31
1ヵ月の間、あったかいコラムでした〜。
おばぁちゃんの子育てってどんなのかなぁと毎回楽しみにしていました。そのほどよい距離感がとても心地よかったです。また、たくさんの写真から、子ども達が感じている土や作物の匂いまで漂ってくるようでした。ありがとうございました。
投稿者 たかママ : 2007年07月04日 11:11
のんちゃんさん>
たかママさん>
コメントありがとうございます。
初めてのコラムでしたが、コメントを頂くたびに
元気を頂きました。
自分の思いを支援して頂くことが、とても嬉しいものだ
ということを実感しました。
これからも、食育を中心に孫育てを頑張りたいと思います。
投稿者 ひまわりばぁちゃん : 2007年07月04日 20:22