ふくおか子育てパーク

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春のピクニック(きんピク!!)

2007年05月16日

こんにちは!やましーたけこと、山下智也です。
(あ、きんきゃんでは「やましーたけ」と呼ばれてます。なぜかはヒミツです(笑))
コラムの更新が少し滞ってしまってごめんなさい。これからはどんどんと更新していこうと思ってます!

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さて、きんきゃんではこの前の日曜日に、海の中道にピクニックに行ってきました!最近のきんきゃんはたくさんの常連の子どもたちで溢れかえっていて、少し手狭になってたんです。体を使って思いっきり遊びきることがなかなかできません。そこで、「春のピクニック」ということで、海の中道で思いっきり遊んじゃおうと思ったわけです。

 何人くらいの参加者があるかなーと思ってましたけど、蓋を開けてみると、子ども26人、スタッフ12人の大所帯!賑やかにピクニックはスタートしました☆

picnic.jpg

 今回のピクニックでは、きんきゃんらしく、遊び道具等はこちらである程度用意したものの、後は基本的にノープラン。でも、子どもたちはどんどん遊び始めます。11時〜15時くらい芝生広場にいたんだけど、その間中ずっと野球をしていた子どもたち(男の子も女の子も)もいましたし、大きなアスレチックに向かっていって、そこで大規模におにごっこをしてみたり。
 お昼ごはんを食べたあとは、「動物の森」に出かけて動物と触れ合う子どもたちもいました。4年生の男の子たち3人組は、自分たちだけで海の中道を駆け回り、貴重な体験をしてきたようです。スタッフと子どもたちの間ですごく親密な関係も生まれたようで、一見「家族」のようなグループもありました(^^)

morumotto.jpg

kazokuka.jpg

いつものきんきゃんが、いつもと少し違った場で、でも当たり前のように立ち現れてて、スタッフも裏方で奔走するだけでなく、子どもたちと本気でおにごっこをしてみたりもして、でも思いっきり遊んじゃわなくても、同じ場に浸っておくだけで、十分満足だったりして。
スタッフに「お疲れさま」っていう言葉が似合わないくらい、スタッフ自身も一緒になって遊んでいて、「楽しかったね」が合言葉になっていて。

 そう、今回はかつての常連だった中学生の男の子が、「スタッフとして参加したい」と名乗り出てくれまして。その気持ちが嬉しかった!実際に小さい子どもたちの面倒をみてくれる場面もあったりして、ホントに温かい気持ちになれました。

tyuugakusei.jpg


ピクニックからの帰り道の一場面はこんな感じです。ちなみに一番左がやましーたけです。

dennsya.jpg

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ピクニックを終えて、率直に思ったこと。それは、子どもたちの周りには、『思いっきり遊びきれる環境がなくなってきている』ということでした。3時間近く、ずっと野球をしていた子どもたちを見ていると、野球などのボール遊びをして遊ぶことのできる場自体の少なさを痛感します。
「最近の子どもは遊べない、ゲームばかりしてる」なんて、よく言われます。僕の個人的な意見としては、子どもたちにとってはゲームもコミュニケーションツールのひとつになってきているので、それを全否定するつもりは全くないんですが、それでもこのピクニックでは、ゲームを持ってきていた子どもも、結局は夢中になって芝生のうえを駆け回っていたわけです。子どもの能力として遊べなくなっているわけではなく、遊びきれる環境がなくなっていることを思うと、やっぱり悲しい気持ちになっちゃいますよね。
 『いかに子どもたちが遊びきれる環境を支えていけるか』、それこそが、子どもたちが地域の中で活き活きと育っていくための重要なキーワードなんじゃないかなと思ったりしました。

*****

 無事にピクニックを終えた翌日、きんきゃんを開けようと自転車で商店街に向かっていたら、見慣れた顔が前から近づいてきます。昨日のピクニックで自分たちだけで冒険して回っていた4年生の男の子たちです。
 「よっ!」とお互いにあいさつを交わすと、ある男の子が、僕の自転車のかごをイジイジといじりながら、こっちから聞いたわけでもないのに、
「昨日、めっちゃ楽しかった!!お母さんにも言った!!!」と、はじけんばかりの笑顔☆
 そんな笑顔を見せられると、「今日も楽しくきんきゃんを開けよう!」と、こっちが元気になっちゃいます(^^)

(きんしゃいきゃんぱす 山下智也)

投稿者 Kosodate : 2007年05月16日 20:06

コメント

きんきゃんに来る子どもたちは幸せですよね。大学生の御兄さんお姉さんたちが遊び友達になってくれて。核家族化の中、一人っ子の子どもも多いと思います。兄弟が少ないのが現状ですよね。そんな中、お兄さんやお姉さん達と遊ぶのは子どもたちも本当にうれしいことだと思います。海ノ中道ピクニック、楽しかったはずです。親元は慣れての違うところでの遊び、きっと子どもたちは良い思いでとして残っているはずです。これからも頑張って子どもたちと遊んでください。応援してます。次回を楽しみにしてますよ。

投稿者 みっちゃん : 2007年05月18日 12:55



きんきゃんスタッフねこちゃんです。
ピクニック当日は、申し込みはしてないけど1回でも「行きたい!」といっていた子どもに電話して確認するなど、
『子どもの声』を聞き漏らさないよう注意して、フォローができるところもきんきゃんの良さだと思っています!
ピクニックは大学生スタッフものびのび遊べて本当に楽しかったです♪

投稿者 ねこちゃん : 2007年05月18日 20:42



きんきゃん近くの子供達がうらやましいです(^^)ええなぁ〜子供達も忘れられない1日になったやろなぁきっときんきゃんの後継者が現れますよ!ちなみにこの前教えてくださったアドレスにクラブ代表から連絡あると思います

投稿者 おかん : 2007年05月18日 22:06



我が娘達4人衆はきんきゃんに興味を示し行きたがってますが連れて行って良いでしょうか?ホークスファンでなく個性強い阪神ファンのコテコテ関西人のちび達ですからたぶん驚くいやきっとビビルとちゃうやろか(;^_^Aまぁうちの娘達はまだオトナシイほうですよってビビらんでくださいね

投稿者 おかん : 2007年05月19日 10:15



日曜日に、海の中道にピクニックに行った「きんきゃん」。子どもたちが活き活きとして、楽しそうですね。とてもよい企画をされましたね。と同時に、子どもたちの周りには、『思いっきり遊びきれる環境がなくなってきている』と感じられたとのこと。子どもたちの笑顔が見られて、地域の中で活き活きと育っていくための環境づくりを私も考えていきたいと思います。

投稿者 たかちゃん : 2007年05月20日 07:37



コメントへのレスが遅くなってすみません!

>みっちゃんさま
コメント&応援、ありがとうございます!
そうですねー、箱崎は割と兄弟のいる子どももいる方だとは思いますが、
それでも少なくなったのかもしれません。
兄弟がいないと、子ども同士の自然発生的な縦関係も
なかなか生まれませんし。

兄弟はいなくても、きんきゃんに来て、
僕たち大学生や異学年の他の子どもたちと、
仲間関係が築いていけたらいいのかなと思ってます。


>ねこちゃん
きんきゃんは公的な場所ではないからこそのゆるさをうまく活かして、
子ども目線でというか、子どもとともにやっていきたいからね。
スタッフ同士で「お疲れさま!」ではなく、
「楽しかったね!」と声を掛け合えるところが、
きんきゃんらしさなのかなと思うよ。

投稿者 山下智也 : 2007年05月21日 19:42



>おかんさま
きんきゃんをこれからどう続けていくかが、
実は一番のこれからの課題ですが、
きんきゃんの常連の子どもたちの何人かが
将来ここを継ぎたいと言ってくれてます。
彼らが地元に戻ってこれる頃まで、
しっかりきんきゃんを続けていこうと身を引き締めてます。

あと、もちろんきんきゃんに遊びに来ていただいてかまいませんよ!
むしろ、ぜひお越しください☆
ただ、最近は平日16:00〜18:00で開けているので、
遠方だとなかなか難しいかもしれませんが。
6月2日(土)は14:00から開ける予定ですので、
ご都合がつくなら、ぜひ遊びに来てくださいね。


>たかちゃんさま
コメントありがとうございます!
こちらが子どもたちの環境を無理に整えなくても、
子どもたちはどんなところでも遊べると思いますし、
創造力を発揮できると思います。
ただ、こちらが「子どもが活き活きできる環境」を目指すことで、
子どもたちの遊びの楽しさや創造力の幅が広がる気がしてます。
僕自身はまだまだ未熟ですが、
そのために一生懸命頑張っていこうと思っています。

投稿者 山下智也 : 2007年05月21日 19:49



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