ふくおか子育てパーク

« 「早咲き」 | メイン | 第2話「めざせ!英語と筑豊弁のバイリンガル」 »

第1話「インターナショナル???な子育て その前に」

2007年03月02日

こんにちは。3歳半の息子ひゅうのママです。短い間ですが、どうぞよろしく。
子育ての話・・・となるとやっぱり、うちの国際結婚の話をまずしなければ。

夫は日本在住16年のカナダ人です。カナダより日本の方が好きで、一生日本に暮らしたいと言っています。それなら早く帰化申請したら、いろいろスムーズになるんじゃないかな・・・と思うのですが、腰は超重く、いつになるのやら・・・。戸籍上は、家長で日本人の私は、書類関係を一手にやっています。外国人はローンが組めない、クレジットカードを作るのは難しいってご存知ですか?税金は払っていますが、選挙権はありません。

ついでに、国際結婚は夫婦別姓が基本ということを知っていますか?婚姻届を出すときにもう一つ届けを特別にすると同じ姓を名乗ることができるのです。いろんなカップルがいると思いますが、うちの場合は、家族みんな同じ名前がいい、というような単純な理由で同姓にしました。結婚以来、私、仕事の電話で「日本語がとてもお上手ですね〜」なんて何十回も言われています。ちなみに、ひゅうには、もうひとつの名前「ヤルマール」がくっつきます。夫の家では代々男の子が父方の名前を受け継いでいるのです。夫もチャールズのあとに2個もついています。
ひゅうの国籍は、日本とカナダで、大人になったときにどちらかを選べます。出生届けは地元の役場とカナダの領事館に出すのですが、なんと実はまだ領事館の方に出していません。夫に言わせれば、いつでも大丈夫ということですが、そのいつでもはいつまでのいつでもなんでしょうか?生まれてすぐに一緒に福岡の領事館に行きましたが、やりとりはいたってカジュアルで、夫も急ぐことはないというのであまりしつこく聞くのをやめました。日本の役所とはかなり違いますよね?もしも、これを読まれて、このような事情に明るい方がいらっしゃったらぜひ教えてください。夫を疑うわけではありませんが・・・

こんな感じでかったーい滑り出しになってしまいましたが、結婚・出産・子育てをうちの夫と経験することでいろんな意味で今まで目を向けていなかったことに気づくようになったよ、てなことも合わせて、以後つらつらと書いていければなと思います。     

(ひゅうまま)

投稿者 Kosodate : 2007年03月02日 09:54

コメント

ひゅうままさん>国際結婚のお話し、興味があります〜。あたりまえと思っていることが実はあたりまえではない・・ということはしょっちゅうなんでしょうか?違うからオモシロイことをたくさん聞かせてくださいね。楽しみにしています!それにしても、外国の方が一生住みたくなるような日本、福岡ってうれしいですね。何がそんなに気に入られたのでしょうか?

投稿者 kino : 2007年03月04日 16:21



日本の古いものが大好きで、探せばたくさん古き良き時代のものが見つかる田舎暮らしが気に入ったようです。私も古いものは大好きなのですが、彼は筋金入りです。今すんでいる家も100年以上たっている民家をお借りして自分たちでゆっくり手を入れています。昔の家にはちゃんと大工さんの仕事のあとが残っていて、かっこいい〜と言っています。どんどん便利で新しいものが出現している今、自分でできることを楽しみながらやっている彼からは発見がたくさんです。

投稿者 ひゅうまま : 2007年03月05日 14:37



国際結婚、実に興味があります。
夫も3人の子供もいる今となっては、それはもう無理でしょうが(無理じゃないかも?!)、一度経験してみたいです。
外国と日本、多分違うことだらけ。
今の世の中に凝り固まっている自分を、見直せるんじゃないかな。なんて思ってます。
外国から見た日本(福岡)なんて、面白そうですね!

投稿者 ぽち : 2007年03月06日 09:35



ぽちさんへ
うちの夫はいつも「人間は人間だから同じ」と言います。でも、育ってきた環境が違うとやはりいろいろな面で考え方が食い違ったりすることがあります。それは日本人同士でも同じなんですが。ただ、国が違うということでもっと寛容になれるというか、私の場合は、細かいことにあまりこだわらなくなりました。そんな意味では、ぽちさんの言われるように、凝り固まった自分からちょっと脱皮できたのかなとも思います。

投稿者 ひゅうまま : 2007年03月06日 21:38



コメントしてください




保存しますか?


Copyright© 2005 Fukuoka Prefecture. All Right Reserved.