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「癒し、癒され…母娘物語」

2006年10月01日

コラム?.jpg

はじめまして、10月の子育てコラムを担当する「小太りひつじ」です。
よろしくお願いします(緊張してます!)
まずは、簡単な自己紹介から。
北九州市在住で10歳(小5)の娘と夫の3人家族です。
名前の…「小太りひつじ」の由来はというと、好きで毛糸の帽子を編んでいるから。
毛糸といえば羊毛、そこからひつじをとり、小太りな私ということで(笑)。
なんだか、ひつじはむくむく暖かそうで、見ているだけで癒される感じが気に入っているんです。

癒される…という言葉が大好きな私ですが、1回目のコラムの話題は何にしようかと迷いましたが、
最近の私たち親子の癒しをご紹介しましょう。
11月には11歳の誕生日を迎える娘ですが、常に小さめだった身長が急に伸びはじめ、
最近の成長ぶりに驚くばかりです。
そんな娘から「ねえ、やわらかマッサージして!」と寝る前にリクエストが入ります。

私たち親子をつなぐマッサージのはじまりです。
お布団に横たわる娘。
「あー、こんなに大きくなって。マッサージするのも大変だ!」とココロの中でつぶやく私。

今では「ベビーマッサージ」は広く知られていますが、娘が赤ちゃんだった10年前は、
ベビーマッサージに出会う機会がありませんでした。
4.5歳頃でしょうか、だんだんとベビーマッサージという言葉を聞くようになったのは。
実際にリアルタイムで親子で「ベビーマッサージ」を体験したことはないのですが、
見よう見まねで親子でマッサージをはじめて5.6年。といっても、気が向いた時だけですが…。
手のひらで体を優しくなでたり、ほぐしてあげると気持ちよさそうな娘。
マッサージをしてあげると睡眠もスムーズに…。

さて、これまでを振り替えれば、幼児期は自我が目覚め、親子でぶつかることもしばしば。
このぶつかりは子どもの成長の中では当たり前のこと。
誰もが通り過ぎる道と思いつつも、その渦中だとやっぱり親として悩むことも。
そんなギクシャクした時、オイルでやさしくマッサージしてあげると、
なぜか、お互いの気持ちまでも和らいでいくんですね。

いつしか娘と私と、互いに自己流マッサージをしあうようになりました。
それが、娘は意外と上手にマッサージしてくれるんですね。
「うーん、いいね」と褒めてあげると、こうしたら気持ちよくなって喜んでもらえるだろうと、
マッサージの技を探求する娘。
娘が幼稚園の頃、担任の先生をマッサージしたとか。先生がその気持ちよさを伝えて下さったエピソードも。
今では、「お母さん、部屋をほの灯りにしよう。アロマをたこう。」と雰囲気作りにも余念がありません。
このエネルギー、学習能力にも発揮してよねと、思いつつも親子で癒し合う時間もやっぱり大切ですね。

最近は、だんだんと思春期に向かう娘の気持ちに戸惑ったり、なかなか応え切れていなかったり、
それなりに親としての悩みもちらほらしていますが…。
マッサージという共通の楽しみを通して、コミュニケーションが取れることで
親子関係のバランスも保てているのかもしれません。

私が活動する団体でも、2ヶ月から5ヶ月くらいの赤ちゃん親子を対象に、
連続でベビーマッサージを開催しています。
お母さんの温かい手で全身をなでてもらったり、マッサージしてもらっている赤ちゃんは、満ち足りた表情。
お母さんもなんだかにこやかで、いい表情していました。
そんな光景に触れて、実は私も癒されていたりします。
回を重ねるごとにリラックスしているみなさん。親子の信頼感、安心感も築かれているような気がしました。

小さなぷくぷくした柔らかな赤ちゃん、いいな。私もあの赤ちゃんをマッサージしたいな。
今では大人並みの娘を相手に奮闘している私。全身使って、マッサージしています。ふうっー!
親子でささやかな楽しみを持てていたら、「親子関係が大変だな」と思う時も、なんとか乗り越えられそうな気がします。
きっと、みなさんも親子の楽しみのカタチがあると思います。みなさんはどんな楽しみがありますか?

さあ、今夜もリクエストが来そうな気配。
今夜は先に私がマッサージしてもらおうかな。
それでは、またお会いしましょう。
(小太りひつじ)

投稿者 Kosodate : 2006年10月01日 11:54

コメント

かわゆいあんよ、スキンシップができるのは夫婦と親子だけで、そこが一般的な人間関係と違うところなんですって。振り返ると、なでて、なでて育てることの大切さを思います。

投稿者 娘が成人してしまった母 : 2006年10月04日 13:31



こんにちは。
娘さん成人されているんですね。
親子でマッサージは、なんとか続いていますが、
最近は手をつないで歩くというのが、ほんと少なくなりました。ちょっと淋しいかな。
だんだん、親から離れていくのかな。
もっともっと、甘えて欲しいような。
今頃そんな気持ちになったりします。

投稿者 小太りひつじ : 2006年10月05日 12:07



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