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幼稚園の用品申し込み日にて。体操ズボンを試着する時
長男が断固拒否しながら叫んだ言葉は
「おかーさんが履いてよぉぉぉぉおおお!!」
履けるかい!!!・・太宰府のちょこっとです、こんにちは(涙)
全国のお母さん、2学期まであともう少しです。
がんばりましょうね!!!
長男が生まれる前だったか後だったか、
長女が要領の良いタイプだったので
実父から「次の子も同じようにいくとは限らないよ」
と言われました。
長男は泣き方が激しい子、言葉がなかなか出ない子でした。
言葉で表現できないので泣くしかないのです。
ちょっとした、本当にくだらないことでも
自分が納得できなかったこと、予測できていなかったことが起こると
この世の終わり、というかのように号泣エビ反りをしていました。
冒頭で書いたズボンの試着を断固拒否したのも
私が「明日は幼稚園のお道具を買いに行くとよ。
コップとか、はさみとか、ねんどもあるよ〜」
としか言ってなかったので
「体操着の試着」は彼の予定には無かったのでしょう。
長女の保育参観の時も「幼稚園についたらお姉ちゃんの教室に
行くとよ。外の滑り台で遊ぶのは帰る時よ」
「自分のおもちゃは持って行かれないよ」
と伝えておかないと大暴れです。
言葉はなかなか出なかったものの
「ティッシュとってくれる?一枚だけ」
「ティッシュとってくれる?箱ごと」
がきちんと理解できていたので
(私が子どもをこき使っているのがバレますね・・)
あまり焦りはありませんでした。
つみきがひとつ崩れただけで号泣
絵本がめくれなくて号泣
おかずがフォークからつるりと落ちて号泣
朝、目が覚めて号泣
赤信号で号泣
昨日と違う道を通ったから号泣
我が子だけの話ではないかもしれないけど
どうしてこんなに泣くんだろう・・ストレスがたまりました。
2歳後半になると、一文字だけですが表現ができるようになりました。
でも、一文字っていうのは難しいですよ・・
くつした→「ち」
ぞうさん→「ご」
かたつむり→「し」
なんでやねん、とつっこみたくなるような
暗号みたいな表現。
でも、少しでも何かを表現できたという点では
彼の大きな「成長」でした。
この頃から、少しずつですが、穏やかでいられる時間が
増えてきたように思います。
3歳を過ぎてすぐ、ちょうど春休みの時期に
長女の友達などいろんな子どもたちと
朝から夕方までめいいっぱい遊ぶ機会があり
それがキッカケで急にいろんな言葉・文章を
話すようになりました。
甲虫のゲームなどが流行っていますが
これにはかなりの刺激を受けたと言っていいでしょう・・
虫の名前に興味を持ち、声に出して言うのが
楽しくてたまらない様子でした。
たどたどしい喋り方ではありますが
その頃からどんどん「号泣」の場面が激減。
3歳児健診ではもちろん呼び止められました。
毎月一度、保健センターに行って、発達面で
気になるところがあるおともだちとの集まりに参加。
大きな声で名前が言えたり返事ができたり
頼もしい場面もありましたが、
自分が座ろうと思った場所に他のお友達が
先に座ると譲ってもらえるまで泣いたり
出席カードにシールを貼った後、カードを
持って帰りたい(毎回先生に返して預けます)と泣いたり
こだわりを見せる場面も多かった長男。
「いつもこうやってこだわりが強いんですか?」など
色々質問された時はちょっと悲しい気分になりましたが
どの姿も、長男の本当の姿。
私はずっと「泣いてばかり、すぐにかんしゃくを起こして
なんて扱いにくい子なんだろう」と思っていました。
冷たい母親だったと思います。
「この子は自分の気持ちに正直なだけだ」という風に見守っていれば
長男はもっと穏やかに育つことができたでしょうか・・
現在の長男は、「ち」「し」「ご」の時代が
嘘だったかのよう。
ノンストップ・カツゼツワルイヨ・トークだし、
「ばんがってー」
「えべれーたー」
「とうころもし」
誰もが通る(!?)言い間違い・・絶好調です。
かんしゃくが始まるとタイヘンだけど、
普段は平和で優しくてちょっとおもしろい。
屈託のない笑顔で癒してくれることもあります。
まだまだ泣き虫で怒りっぽいけど、
のんびりゆっくりと育っていく様子を見せてもらって
長女の時とはまた違った「楽しみ」があるよね、と
夫と話すことがあります。
なんでも思い通りうまくいくとは限らない。
たまにうれしい「おまけ」がつくくらいで丁度良いかも。
(太宰府ファミリーネット・はらっぱ ちょこっと)
投稿者 Kosodate : 2006年08月23日 18:38
「のんびりゆっくり」やっぱり偉いねえ。私はそうはいかないみたい。「のんびりゆっくり」が子どもにとって一番いいということはよくわかっていても、実行できるとは限りませんからね。偉いねえ。
投稿者 恵美子 : 2006年08月25日 09:04
そうそう、どの子も違うんだから焦ってもしょうがない。でもこれがわかるまでがきつかったなー。
投稿者 花の子 : 2006年08月27日 12:01
>恵美子さん
偉いというのは、薪を背負いながらも勉学に勤しむ、例の彼のような方をいうのでは・・恐縮です。
実際にのんびりゆっくりというのは、なかなか簡単にできることではないと思います。
子どもたちは「待ったなし」ばかりですので、常にのんびり・・という訳にもいかず。
だから、時々立ち止まれる時間があればいいですよね。
その回数が少しずつ増えていけば・・と思います!
投稿者 ちょこっと : 2006年08月29日 00:52
>花の子さん
花の子ルンルンの歌が頭をグルグルしています。
ひとりひとり違うのがわかってても、「だから焦らなくていいんだよ」っていうのにつながるまでが
時間がかかりますよね。当たり前のこと、と認識できればいいけど、
最初から「あたりまえ」ばかりだとありがたみが薄れるかもしれません。
私にはもっと気づかなくてはならないことが沢山あると思います。
子どもたちがナマケモノのようにだららんとなっているのを見て目くじらをたてているけど
それは私も同じような格好になっているのが原因だったりする、ということとか・・嗚呼。
投稿者 ちょこっと : 2006年08月29日 00:57