ふくおか子育てパーク

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おめでとう、ありがとう、ごめんね。

2006年08月11日

「おかあさん、撮ってぇ♪」とせがまれて
連日、携帯のビデオカメラモードで長女の無表情絶唱シーンを
撮影させられております・・もう嫌だよー!・・太宰府のちょことです。こんにちは。


今日は長女の誕生日。7歳でございます。
私の肩にもたれ、かわいく豪快に授乳後のゲップを披露する
あんなに小さかった赤ちゃんが、
気がつくともう


 「体育の日はスカートじゃないとだめなのよ!」
 (着替えるときに気を使うらしい)


なんて言っています。


それにしても、私ったら
毎日コラーだのダメーだのという説教ばかり。
理想の子育てとはずいぶんかけ離れています。
下の子が生まれた後、そちらに手がかって
毎日イライラしていたものですから
長女とうまく向き合ってあげられない母でした。

他のお母さんたちが上手にふれあっているのを見ながら
恥ずかしくなる私。反省するところばかりです。

料理は苦手です。カンタンに済ませてしまうことも多かった・・
マメだねー、とか一生懸命だよねー、と言われていても
家ではほんとうにぐうたらなんです。
機会があれば、見学にどうぞ(嘘)
ガビーンとなりますよ、きっと。
テレビやビデオも見せっぱなしの時期が長く続き
後悔することだらけです。

長女は「なかなか寝ない子」で。
私が「『いつかは寝るさ』という発想ができない母親」
だったのかも。
何時間も抱っこして揺らしたり、背中をトントンしたり
朝までそんなことをしていたんです。
「どうして寝ないのかしら、こういう角度でこうやって抱っこすれば
寝るんじゃないのかしら??」
寝不足になるので昼間起きているのがきつくなり
昼寝をしてもらいたくなる。
だから更に「寝て欲しい」と思うようになる。

  ・・寝ないなら、こっちが先に寝ちゃえばいいのさ!!

とにかく「寝てくれ、寝てくれ」とばかり考えて
この子がいまどんな状況なのかな、という目線になってやれませんでした。


おかゆを作るのにも、水の分量や火の加減、炊く時間・・
この本はこう書いてあるけど、こっちにはこう書いてある、
どれを信じればいいのーーーー(涙)、の状態。

  ・・そんなこと、フィーリングでいいのさ!!!

なんでそういうことがわからなかったんでしょうか。

「この子にしてあげられることは何だろう」
イライラしてばかりの自分を変えたくなりました。
現在もイライラしてあーだこーだと言ってしまうので
エラそうなことは言えませんが、出てきた答えは


絵本を読んであげよう!


でした。

図書館が大好きな私。子どもの頃、近所にあった図書館に通って
絵本を借りるのが楽しみのひとつでした。
おはなし会で紙芝居をする人に憧れて、
子どもの頃、ひとりで「観客ナシ」の紙芝居大会をしたこともあります(恥)

でも、絵本には詳しくありません。
好みのイラストが出ている本を借りているだけです。
寝る前、布団に入って長女に絵本を読んであげると
なんとなく眠たくなったようで、スーッと寝てくれたことがありました。

私の心の中の目が、ピカーン!と開いた瞬間です。

これだわ〜、絵本の読み聞かせだわ〜〜〜〜〜♪
ブラボー!絵本!
絵本サイコー!


寝る前の読み聞かせ、今では日課になっています。


私にできることはこのくらいしかありません。
美味しいごはんはおばあちゃんが作ってくれて
美味しいおやつは義妹が作ってくれて
楽しい外遊びと優しい語りかけは夫の役目。

もっと私が手をかけて育ててやらなければいけない面は
沢山あるはず。周囲ももどかしいことでしょう。
でも、がんばりすぎるとしっぺ返しがきます。

いい母親、いい妻、いい嫁でいようと考えすぎると
パンクしてしまいます。
すぐに空気を入れなおせるほどの機敏さは持っていないのだ!
子どもたちがお茶をこぼしたりした時に
「なぁんでこぼすとよ!?」と指摘する機敏さは持っているけど。
(・・どうしてそういう時の瞬発力は素晴らしいのかしら・・)
そういう大会(!?)があれば、表彰台に上れるかも〜。


「お母さんは私にばっかり怒る!」と訴えられたことがあります。
嫌われてるんだろうな・・と思ったりするけど
お友達と部屋にこもって
私の絵本の読み聞かせを真似している長女。
少しは私を認めてくれているのでしょうか・・

昨日はお友達の家に遊びに行った帰りに
「おかあさんにプレゼントだよ」と言って
折り紙でつくったメダルのようなものをくれました。
そこに「おかあさん だいすき」と書いてあって。

ドキッとしました。

実は前の晩、ピーチクパーチクと長女に文句を言ってしまったんです。
鳥が私にのりうつってしまったのか。
実家、焼鳥屋だったからなあ・・


そんなことがあり、子どもなりに気を遣ったのかも。
子どもの方がしっかり者ですよね。
とても申し訳ない気持ちになりました。
ごめんね。ありがとう。
誕生日おめでとう。


嗚呼。
今回は自ら墓穴を深く掘ったかも♪
ここまで書かなくてよかったかしら・・(; ̄ー ̄A

私は決してカンペキではありません。
他の人も、カンペキではないと思います。

私の場合、「子どもだってカンペキではない」ことを
もうちょっと理解して育てていく事が必要でしょうね・・
反省しながら迎える長女の誕生日。


・・くす玉用意するの忘れた・・

(太宰府ファミリーネット・はらっぱ ちょこっと)

投稿者 Kosodate : 2006年08月11日 01:42

コメント

ふつうのお母さんのライフストーリー、涙が出るほどわかります。ありがとう

投稿者 アッツイママ : 2006年08月11日 16:57



>アッツイママさん
やられました。
すごいです。
「アッツイ」ママ、なんですね。
「熱い」とかじゃなくて「アッツイ」。カタカナか・・
カンペキに持っていかれてしまいましたわ。

私は、特別な事なんてできないんです。普通以下です。
反省しても、その後要領を得ることもなく同じ事の繰り返しですが
気づいて立ち止まることだけは忘れないようにしようと思います。

こちらこそ、グッとくる「アッツイ」コメント、ありがとうございます。

投稿者 ちょこっと : 2006年08月11日 21:02



ちょこっとさん、わかりますか??
やっこですよー(笑)
コラムのことUME Cafeさんで知り
やってきました。

コラム、読んで涙が出ました。
私も新米ママになって
毎日出口の見えない、トンネルに入って
しまったような気持ちになっていました。

泣いていると気が変になりそうになったり
自分が寝たいから、どんどん寝かせようとして
なかなか寝付かない娘にイライラしたり

自分でもどうしていいかわからない。

そして、今まだこの土地には友達がいないから
さみしさとあいまって、ますます悩み落ち込み
ドツボにはまっていく毎日です。

コラムを読んで、いつか友達ができるんだって
希望が持てたし、あせらなくていいって
わかっただけでもすごく気持ちが楽になりました。

そして、いつも自分の気持ちが先になっていて
娘の立場になって考えてやることを
していなかった。
これからはもっと娘の気持ちになってやりたいと
思いました。

私も、ちょこっとさんが絵本の読み聞かせに
出会えたように
もっとゆったりのんびり育児を楽しんで、
自分もいろんなことに
目を向けていきたいなって思いました。
素敵な文章をありがとう!!
これからも楽しみにしています。

投稿者 yakko : 2006年08月11日 23:33



>yakkoちゃん
やっこつぁん!!!!!!!!!
お久しぶりー。・°°・(>(ェ)<)・°°・。元気かいー?
(注:yakkoちゃんは、私のOL時代からの相方です)
時は流れたね・・貴女もワタシも、もうおっかさんですね。ハタチ前からおばちゃん扱いは受けていたけど、今は正真正銘のおばちゃんやね。
読んでくれてありがとう。yakkoちゃんも遠くに引っ越して、心細い環境の中一生懸命になっていることでしょう。
イケブクロやシンオオクボのネオンに包まれていた頃と比べて質素な日々よね。
出口が見えないときは本当に苦しいけど、どこかに必ず光が射している場所があるからね。焦らず、深呼吸よ!!
同じように孤独と不安をかかえて子育てしている人って少なくない、というか、そうじゃない人に出会う方がなかなか難しかったりするのよね。
色んな人に出会ってそういうのが見えてきました。どうにかならないもんかねえ。
いつか美味いモノを囲んで、フガフガ笑い合おうじゃないか!!

投稿者 ちょこっと : 2006年08月12日 13:05



こんにちは♪
快調ですね。ちょこっと節!!
わかる、わかると頷きながら拝読しました。

> 出口の見えないトンネル
そうそう、私もよく使ってました。この表現!!
あとね、ゴールのないマラソン…とかね。ヒーッ。

妙なこだわりが生まれるんですよね。
子育てしていると。(特に第一子のときは!!)
この洋服を着せて外出した時、大泣きしたから、
今日は着せないでおこう…とか。
妙に、験(げん)をかついだりしてね。(^^)

しかし、誕生日に「くす玉」を準備するって、スゴイですね。ちょこっと家。
ご実家は、東京の焼鳥屋さんだったのですね。タレ派?塩だけ派?(などと「通」ぶってみる)
いいなぁ。食べ物屋さんのお家って憧れていたんですよ。(実際には、大変でしょうが…)
今日からお盆ですが、ちょこっとさんは、帰省はされないのでしょうか?

これからも、楽しみにしています。
マメにチェックしたいと思います。がんばって下さいね。(^^)/~~

投稿者 福ちゃん : 2006年08月13日 12:50



>福ちゃん
コメントありがとうございます!えーと、まずはヤキトリ。
塩もタレもありました。えーと、他にも二軒、親戚がヤキトリ屋です。
私の親の店はもうたたんでしまったのですが・・。
福岡の焼鳥を食べたとき、びっくりしたのが「キャベツがついてくること」!あのタレ、おいしいですよね。
えーと、あとはくす玉の件ですが、100円ショップにあるんですよね・・
一度使ったことがあるのですが、なんとも地味でシュールなところが好きです。
ゲンかつぎ、わかりますわかります。小心者なのでつい、そういうことを気にするタイプでーす(涙)

ちょこっと節、なんだか語呂がよくていいですね。
焼鳥屋のニオイがプンプンする言葉だわ。

・・里帰り・・しばらくしておりませんーーー!!

投稿者 ちょこっと : 2006年08月14日 00:04



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