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(庭で育てている大好きな花たちと、趣味のパッチワークの大好きな布達です♪)
私の結婚生活と子育てを語るときに、外せない部分です。
結婚した頃、義母はすでに寝返りを自分で出来る状態ではありませんでした。
主人が15才の頃に義母は倒れ、以来家族や周りの方に助けられながら自宅で過ごしてきました。
義妹は10才の時から、そんな義母とずっと過ごしてきていたのです。
そこに結婚した私が同居して新しい生活が始まりました。
同居した時点で、娘達が2才になっていました。
すでにオムツははずれていましたし、ほぼ自分のことは出来る状態。
私や義妹がするオムツ替えを手伝って(?)いるつもりでした(笑)
義母は1日の大半を車いすに座って、ダイニングテーブルに着いて過ごしていました。
よだれが常に出ている状態でしたから、ハンドタオルを掛けていて、娘達がちょこちょこやってきては
「ばあちゃん、よだれがでと〜よ。」
と拭いてくれる。
義母の言葉は麻痺で分かりにくくなっていましたから、娘達が理解できる言葉は少なかったと思います。
息子達が生まれて離乳食を食べさせている横で、食べやすいように工夫した食事でなければ食べられない義母にも食事介助していました。
毎朝幼稚園に向かう時、玄関を開ける前に義母のベッドサイドで
「行ってきま〜す」
を言ってから出かけていました。
子ども達が成長するのと反対に、義母は車いすに座っていられる時間も減っていきました。
義母は家族みんなが見守る中、自宅のいつものベッドで息を引き取りました。
同居してそんなおばあちゃんを見てきた娘達は、なくなって冷たくなっていく義母も見ていました。
なくなって、3年が過ぎました。
娘達は花が咲いていると、ばあちゃんに〜〜と積みながら帰ってきます。
うちは9人家族〜〜、と娘達は言います。
介護するいろんな場面を子ども達にも自然に触れさせてきました。
義母が孫をとても喜んでいたし、そばにいると笑いが絶えない。
訪問入浴がきて、部屋で入浴しているときも肩からお湯をかけているのは子ども達(笑)
床がびしょびしょになっても、後で拭けば良いから〜〜〜と(^-^)
オムツを替えていても、義母の顔のそばで
「ばあちゃん、気持ち良い〜〜?」
とベッドの手すりから4人の顔がのぞいていました。
家庭の中から、人生の「生」と「死」が遠く離されてしまっているなあと感じます。
娘達も私も貴重な経験をさせてもらったと思っています。
「○ちゃんは○ちゃんだよね、△ちゃんは△ちゃん。
あなた達も双子だけれど、顔も違うよね、好きなものも違うし好きな色も違うよね。
みんな違うよね。
いろんな人がいるんだよ。
いろんな人がいて、それで良いんだよ。」
という私の説明も、
何となく感覚でつかんでいるようです。
珍しい「双子二組」の兄弟姉妹として育ち、家の中で車いすで過ごすばあちゃんに触れ、
知的障害のある弟たちと育っているのですから。
人にも自分にも優劣を付けることなく認めることが出来て、人にも自分にも優しく、人の命も自分の命も
大事だと感じて育っていって欲しいと思っています。
(twinxtwin-mama)
投稿者 Kosodate : 2006年07月19日 14:28
親が子を子が親を殺すことがめずらしくない時代に、どうして優しくなれるのか、不思議です。同じ人間にどうしてこのような開きができるのか、不思議です。
投稿者 二児の母 : 2006年07月19日 18:39
二児の母さん、こんばんは〜〜♪
家族の間で哀しい事件が多いですよね。
哀しくて恐くてたまりません。
大好きな家族が事件に巻き込まれたり、当事者になってしまうかもなんて・・・。
特に子供が加害者になってしまう事件の多いこと!
そうならないようにと子供を育てているつもりですが、果たして私の育児で良いのかどうか、自信はありません。
自問自答して、反省して、試行錯誤の毎日です。
どの親も子供を犯罪者にしようとは思っていないと思うのです。
リセットボタンでは取り返しのつかない、大事な命のつながりがあること、忘れないようにと思っていますよ〜〜。
読んで頂いてありがとうございました。
これからもどうぞよろしくお願い致します。
投稿者 twinxtwin-mama : 2006年07月19日 21:40
私も日常生活から「生」と「死」がなくなっているように思います。
人の「死」はつらいことだけど、その経験が人を優しくするんですね。
投稿者 てる : 2006年07月23日 09:54
てるさん、こんばんは〜〜♪
生き物には必ず「生と死」があって、自分も生まれて大事に愛されながら育ってきて、いつか必ず別れはあるけれど、だからこそ命を大事に生きていくって・・・、ムズカシイですけどしっかり教えていかなくてはと思います。
子ども達には反抗期や大人に反発する時期って必ずありますよね。
その時期も心の土台に「親から愛されている」と言う気持ちがあれば、ちゃんと通過して成長していくんだそうです。
私はまだまだ先のことですが、反抗期でうろたえない親になっていたいなあと思います。
二つもコメント頂いて嬉しかったです。
ありがとうございました〜〜(*^0^*)
投稿者 twinxtwin-mama : 2006年07月23日 19:20
ほんとに今は「生と死」が遠いものになってしまっているなーと感じています。私自身「生と死」の瞬間を体験したのは、わが子の出産時とペットの生死まで看取った時ぐらい…。twinxtwin-mamaさんは、ご家族で得がたい経験をされて、お子さんたちも「いろんな人がいて、それでいいんだ」って、理屈じゃなく肌身で感じ取れるというのはものすごく大切ですばらしいことだと思います。これからのコラムもますます楽しみです。
投稿者 Rika : 2006年07月25日 09:17
Rikaさん、こんにちは〜〜♪
動物に対する愛情も大事ですね。
私はペットを飼うって苦手なので、動物園とかふれあい動物園のようなもので、子ども達には我慢してもらっています(^0^;A
娘達にだけでも、出産に立ち会わせてみるのも良かったかなあと思ったりしていますよ。
生まれること、そして自分が「生む性」であること、自分の命と自分がつなげる命・・・、難しいことは分からなくても、命って素晴らしい!が実感できたら良いですね。
Rikaさん、素敵な御縁をありがとうございました。
読んで頂いて、毎回最初に感想を聞かせて下さって嬉しかったです(^m^)
これからもどうぞよろしくお願い致します。
投稿者 twinxtwin-mama : 2006年07月26日 09:13
http://blog.nishinippon.co.jp/koredemooya/2006/07/post_80d6.html
このブログで書いているとおり、私のところは、介護と育児の同時進行が始まったばかりというところです。偶然にたどりつき、読ませていただきました。これからの参考になります。ありがとうございました。
投稿者 わくろう : 2006年08月08日 13:46
わくろうさん、こんにちは〜〜♪
わくろうさんのブログにお邪魔させて頂きました♪
最初ご家族で書かれているという先入観で読んでいたので、読み進むうちに???だったのです(笑)
わくろうさんと我が家の主人は近い年齢ですね^^
主人も19キロ18キロの息子達を抱えるのは大変なようです。
そこに娘達まで時々甘えると・・・(-_-;A
介護はご自分なりご家族なりの介護体制を早く構築されることをお勧めします。
育児も介護もする側の気持ちなど尊重されにくいものですよね(^_^;A
でも子供は日々成長します。
子供が手を離れるのと反対に介護で手や気持ちをかけることは増えてきます。
介護も育児も、確固たる信念やぶれない気持ちがあれば、乗り切れると思っています。
長丁場ですから、ご自分の体も大事になさって下さいね^-^
投稿者 twinxtwin-mama : 2006年08月09日 09:48