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「いつも意識していること」

2006年06月13日

 今日は家族四人で花火をしました。
昨年の残りの、普通の手持ち花火や線香花火だったのですが、娘は大喜び!
4ヶ月の息子も不思議そうに見ていました。
この花火、もし自分一人でやったとすれば何でもないことなのですが、子供の笑
顔があるとこんなことでも大いなる喜びになります。
育児は大変ですが、この上ない喜びも多く、子がいてよかったなとしみじみと思
います。

 「あなたは、どんな子に育ってほしいですか?」
こう訊かれたら、皆さんは何と答えますか。

 「優しい子になってほしい」とか「野球選手!」等、親によっていろいろありま
すよね。
私もいろいろな希望があるのですが、特に「自分で深く考え、判断できる人間に
なってほしい」と思っています。
そのために、小学校1年の娘について、私が意識し、注意しているのは以下の点
です。

1) 「相手の立場や気持ちを理解すること」 
 この世の中で一番難しいのは、人間関係です。
そして、この世の中で一番大切なのも、やはり人間関係だと思います。
その人間関係の基本にあるのは、相手の気持ちを一緒に感じることのできる「共
感」で、共感して初めてコミュニケーションが始まります。
人間って、最初に共通点を探して、それから共感し、会話が弾み始めるんですよ
ね。
もし相手に何の共感も感じなければ、満足できる人間関係はなかなかできません。
その共感の第一歩として、娘が友達に対して何かよくないことをしたときは「○
○ちゃんはどう思ってると思う?」などと「相手の立場になって考えるよう」話
をして、考えさせています。
相手の立場に立って考えることができれば、自然と優しさも身につくと思います。

2) 「親の考えを押しつけず、自分で考えること」
 例えば娘が片付けをせず散らかしっぱなしにしているといった、正しくないこと
をした場合、「片付けなきゃいけないでしょ」とストレートに「正しい行動」を
指摘して、改めさせることはできますが、大抵また散らかしっぱなしで、解決し
ていないように思います。
やはり、自分の頭の中で考え、自分で導き出した答えでなければ心に残らず意味
がないようです。
このため、時間はかかるのですが、問題が発生した際には娘自身に考えさせ、答
えを導き出させるようにしています。
うまくいくとは限らないのですが、時間がかかってもこれはやっておかなければ、
永遠に問題が解決しないので、娘が考え出せるまで辛抱強くやるようにしていま
す。

3) 「決めたことを、さぼらず継続できるようにすること」 
 現在娘には絵日記を書いてもらっています。
何事でも、日々継続することは大変なことですが、これも小さい頃から慣れさせ
ていくことで、身についていくのではと感じています。
疲れて眠く、結局できなかった日もあったりして、まだまだ試行錯誤中ですが、
継続が身につくように努力しています。

 これらのことは、案外大人でもできてなかったりしますよね(苦笑)
それを子供に求めるのは酷という意見もあるかもしれませんが、案外先入観がな
い子供の方がスムーズに身につくような気がします。
皆さんはどんなことを意識して、育児をなさっていますか?

(企業人事担当 安東政彦 )

投稿者 Kosodate : 2006年06月13日 14:46

コメント

2歳の男の子の母です。
共感!です。
私自身が子供時代から、自分の判断力、意志の無さを実感してきたので、子供には自分で感じたことを大切にする、自分で判断することを大事にしてほしいと感じます。
だからって、まだ2歳児なので、本能のままに育っていますが、私も1)は心がけています。
まずは息子の気持ちを私自身が聞いてあげることから。
夫から見ると、相当じれったいようです・・・。

投稿者 はる : 2006年06月13日 17:16



私は、子どもが小学校と中学生になるのですが、つくづく「子どもの自立」の大切さを感じてます!安東さんは、すでに小学1年生になったお子さんに向けてそれをされているなんてすごいと思います。

投稿者 ゆかママ : 2006年06月16日 23:16



パパがこれだけ子育てに関わって、ちゃんと子育て方針を決めているっていいですね〜。しかもお子さん自身に考えさせて親は見守るって、これは親が相当気が長くないとなかなか思い通りにいかないですよね…。親業って忍耐だと思うこの頃です。

投稿者 花の子 : 2006年06月26日 11:23



はるさん、ゆかママさん、花の子さん、コメントありがとうございます。
「親業って忍耐」とはまさにその通りですよね。
人材の育成は時間がかかりますが、小さい頃に時間をかけてないと将来大きくなってもっと時間がかかりますよね。
場合によってはもう取り返しのつかないことも・・・
最初が肝心だと思います。

投稿者 安東政彦 : 2006年07月05日 22:12



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