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お母さんが、妊娠・出産を通じて「いざ、進まん!子育ての海原へ! 」と乗り出していく頃、お父さんは、「実感わかねぇー」「いや、父と しての自覚と責任を!」「こんなくにゃくにゃしたのがわが子か!? 」と、全く覚悟もできず、戸惑い、実感の無い子育て生活が始まるので はないだうろか?
少なくとも、私は、そうだった。
四児の母・福さんを引き継いで、三児の父・のしぱぱが、今月のコラ ムを担当します。
私が三人の子育てを通して感じてきたことをつづってみたいと思いま す。
母親が、苦労して母になっていく姿は、福さんのコラムからも伺える。
でも、父親のスタートラインは、もっともっと、遠いところにある。
私が、今まで出会った全ての母親に対して「スゴイ!」と感じている ことは、親としての「覚悟」。私が居なければ、この子は育たない、と いう強い強い思いが、出産時点ですでに備わっているように見える。
それに引き換え、私を筆頭に父親のなんとも腹の据わらないこと。
この覚悟の差は、とんでもなく大きい。
そして、出産直後の母子密着。
父親は記念撮影で取り落としそうになりながらわが子を抱え上げたき り、取り扱い注意のシロモノには、できれば触れないほうが安全と感じ 、自信ありげな母親に、お任せするべきと考えてしまうのも自然な成り 行き。
ましてや、母乳で育てるとなると、父親の出る幕はない。
幸福な母子密着の世界を、せめて邪魔しないようにしておこうと考え 、それを支えるために稼いでくるのだ!と張り切るのが、できた父親の あり方。母子密着の苦悩など理解するすべも無いまま、ますます仕事に 励み、母子と父との距離はじわじわと離れていくばかり。
そうして約3ヵ月。
どうも、母親の様子がヘン。いらいらしているし、不満で顔は膨らん でいるし、暗いし、ちょっとしたことで爆発する。
今にして思えば、密室育児によるノイローゼの初期段階。
「ずっーと赤ちゃんと二人きり。あなたはちっとも帰ってこない。」
暗い声で母親は訴える。
しかし、父親は、仕事は山のようにあるし、それを果たすのがオレの勤めと言い訳する。もっとも、帰ったところで子どもをどう扱って良いか わかってない。3ヵ月たっても、ろくすっぽ抱いてないものだから、う
っかり落っことしたり、柱にぶつけたりと、ろくなことはしでかさない 。それでも、週に1度は、夜7時までには帰ってくることを約束するが 、ちっとも守れず、火に油を注ぐ結果に。
結局、母親は、宅配のおばちゃん情報で、同じマンションの上の階に赤 ちゃんが居ることを知り、密室育児から自力で脱出した。
一方、父親は、子育ての海原から、だいぶ離れた陸の上でオロオロし ているばかりだったのだ。
(子育てネットワーク研究会 のしぱぱ)
投稿者 Kosodate : 2005年11月01日 09:13
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のしぱぱさんの気持ち=主人の代弁、のような気がして笑えました。きっと女性は子どもがお腹に宿った時から母になる覚悟ができていて、体調や食事やストレスなどを今まで以上に考える。それにつけて、男性は何だかおいてけぼりをくらったような気がする・・・私はそう感じます。「早く父親になってよ!」と心の中で叫んでいた半年前が懐かしい。それに母性・父性ってなんなの?と訳も分からないことを考えていたりしていました。でも、今では主人も立派な?パパです。お風呂も寝る前の抱っこも私より上手い。パパさまさまです。それと私の脱出方法はとにかく外に出ること。ショッピングセンターや子育てネットワーク、ママさん対象の勉強会など。(それでも3ヶ月は細菌が・・・風邪が・・・なんて神経質になっていましたが。)そこでママ友達なんかができたら最高ですよね。みなさん、辛くなった早めに周りの人(主人や実家の両親はもちろんのこと)に「ヘルプ ミ〜」と叫んでみませんか?気持ちが楽になりますよ!育児ストレスの中心で助けをさけぶ(ん〜無理があるかな?)
投稿者 かよちゃん : 2005年11月02日 00:08
土、日のコンビニで、おもちゃ付きのチョコやジュースを選んでいる父子を最近よくみかけます。選ぶのはこども、手を引っ張って来るのも子ども。ウイークデーの母子の逆パターン(手を引くのはお母さん、子どもが手に取ったおかしはしっかり日付もチェック)。お子さんの楽しそうな顔みていると、父の存在は十分伝わっている気がします。帰り道、手を繋いで、「○○のこと、ママのいうとおりにしてね」とでも指導しておけば、ママへの存在感もOK。時間もお金もあんまりかけず、上手なお父さんが増えている気がします。
投稿者 k : 2005年11月03日 10:20
今や、どっぷり子育てカテゴリー中心人物として大活躍中ののしパパさん。スタート当時は、我が家のパパと同じく、触らぬ神に祟り無し状態だったのですね。「赤ちゃん、みていてね」と外出して戻ってくれば、新聞見ている夫とギャンギャン泣いている赤ちゃん。本当にただ「見ている」だけなのね…と呆れかえる。もう、何も期待すまい…とココであきらめてしまった私も問題だったのかなぁ。育児雑誌などでみかける離乳食も作れるパパとか、かよちゃんのパパのような存在を、隣の青々とした芝生のように眺めてうらやましがっていました。さすがに、子どもの数が増えてくると「Help Me〜!!」を叫ばずにはいられなくなり、彼もそれなりに手伝ってくれるようになりましたが…。これもまた言わないとしてくれないという点で、イライラが増えたりして…。(笑)パパの育児スキルアップセミナーみたいなのが、あればいいのにね。
投稿者 塩豆大福 : 2005年11月03日 11:33
みなさん、コメントありがとうございます。
うれしいな。
kさんの言うように、ここ10年くらいで、パパさんたちの子育てへの関わりは、急激に増えたように思います。
私も、その流れに乗っていたのかも。
どう変化していったかは、第二弾、第三弾をお楽しみに。
それと、かよちゃんの言うように、実家の力は偉大です。
我が家の子育ては、妻の実家の存在抜きには成立しえません。
(子育てだけでなく、家事もだな)
たくさんの人に助けられて、子どもが育ち、親が育っているのだと思います。
投稿者 のしぱぱ : 2005年11月04日 03:13
its nice chance 2 hear real papa's voice !!
my husband is always not at home , in a foreign country . so i feel single mother . however i know he always care of us . so he is also nice papa , alike u !? he he he...
by the way.., i cant type jp on my pc , pardon me , also thanx 4 read my comment .
投稿者 kiyomi , c : 2005年11月05日 05:31
kiyomi.cさん>どちらのお国からコメントいただいてりるのでしょう?(興味深々)パソコンで日本語が打てないとのことですが、ローマ字ではなくこうやって英語でコメントしてくださると、私たちは非常に勉強になります!子どもたちに英語の勉強をしろと言う前に私たちがコミュニケーションをとれるようにならなくては・・ですね。(と言いながら日本語でコメントを返している・・)そちらでの子育ての様子などもちょくちょくコメントくださいませ。
のしぱぱさん>たくさんの人に助けられて、こどもが育ち、親が育っている・・本当にその通りですよねぇ〜。そのありがたみが身にしみてしばらくすると、なぜか今度は人を助けたくなるんですよね。次のコラム楽しみです!
投稿者 管理人k : 2005年11月05日 07:27
thanx 4 ur reply & reading my poor eg !! im from taiwan now however my hometown is IIZUKA-city , so when i come back 2 jp , member of KATETE-salon always help my bb & me in various ways( thanx watanabe-san !!). me 2 , im very interested in ur next !?
投稿者 kiyomi , c : 2005年11月06日 02:25
祖母です。「父は船出せず」か、なるほどと思いました。先日あるところで、熊本県の潮谷知事の夫君のお話しを聞く機会がありました。3人子どもさんがいて、共働きの奥さんが授乳をしたり、育児に専念したりするために、自分が炊事、洗濯、掃除など全部したとおっしゃっていました。ずいぶん昔なのにすごいですね。父も母も子どももハッピーな子育てを目指したいものです。
投稿者 はばーば : 2005年11月07日 17:01